この夢の中でヒントばかりを追い求める必要はない

問題の解決方法は神に聞くのが一番

これは夢です。神が作った夢です、この夢の中で人間活動をするのも神です。神が人間に成り切って人間活動をしています。そしてこの人間活動ではあらゆる問題が起きます、その問題解決に多くの方は周囲に力、知恵を求めます。ですが冷静に考えてみますと神が人間に成り切って人間活動をしているのですからどう考えても答えは自分が知っています。神が作った夢の中の問題をなぜワザワザ夢の登場人物(脇役)に聞くのか?これは大変周りくどい方法です。神が作り出した問題は神に聞くのが一番です。

人間を止めればその場で神に戻る

人間を止める?意味不明な説明ですがそもそも神が人間に成り切って人間活動をしているわけですから役に没頭するのを止めればいつでも神に戻ります。この心身こそは自分自身であるという思い込みが外れた時、神は人間でいることはできないのです。物事に完全集中する時人は思考が抜け落ち神に戻ります。人間とは思考中は人間であり、思考が抜け落ちた時には神に戻っているのです。要は問題に対し無心になって取り組む時神になります。神は全ての答えを知っています。

ヒントを追い求めるならば、、、そこに無心になる

ヒントを追い求めることが悪いことではありません。ヒントを追い求めることに無心になって取り組めばいいのです。その時人は神に戻ります。正確に言えば神が人間活動から神に戻ります。なぜ人はオリンピックでアスリートの全力を見たいのか?プロ野球やサッカーで本気の戦いを見るのか?それはその瞬間人は神に戻っているからです。人間活動を止めた神を見て喜んでいるのです。何か問題が自分の前に立ちはだかったらその問題から神になる、、そのような習慣付けは重要です。

神にもどることを忘れた神は現実逃避を続ける

飲む打つ買うは全部夢からの脱出

これは神の夢です。今ここに繰り広げられている現実とやばれるこの世界は神が見る夢です。神が人間という役に成り切って人間活動をする夢です。夢ですから主人公以外の行動、脇役の行動全ては神が決めています。神がコントロールできないならば神の夢ではありません。神が見る夢ですから全て神のコントロール化にあります。主人公は神がこの夢を楽しむための道具です、この人間という体はそのために作られました。そして神はその主人公になりきりそしてこの夢の没入します。あまりに没入しすぎることでまさかの自身が神であったことすらも忘れてしまいました。当然神にもどる方法も忘れています。

夢の中は非常に苦しいから飲む打つ買うで夢からの緊急脱出をする

この夢の中は非常に息苦しい世界です。神が人間に成り切っているのですから異常に疲れます。全知全能の神が道無能の人間活動をしているのです、それだけでも想像を絶する地獄です。そうです、この夢の世界、人間活動は地獄なのです。ということで神(人間)はこの人間活動の一時をなんとかこの夢から脱出を図ります、それが飲む打つ買うなどの娯楽です。お酒を飲んでいる時だけ、ギャンブルをしている時だけ、キャバクラ、クラブで遊ぶ時だけ、、意識を強制的に人間活動から緩めて神にもどるのです。夢から脱出して酸素をいっぱいに吸います。飲む打つ買うをしている時だけは遊びに意識を全集中することで人間活動をしている自分を忘れます。神にもどるのです。

夢からの緊急脱出だけではもう酸欠が補えない

神は人間活動をしている間酸欠状態です。神は酸素抜きで人間をしています。途中途中遊びの中で酸素を補ってはいきますがいずれこの遊びでは酸素を補えなくなってきます。酸素を一時的に補うのではなく酸素を常に補いたいと思うようになるのです。その方法が書道、茶道、花道、剣道などの道の世界にヒントがあります。書になりきる、お茶になりきる、花になりきることで呼吸ができます。酸素を吸引できます。身体感覚に全集中することでいつでも酸素を吸うことができます。神が人間活動をする時には思考が必要になります、この心身こそは自分自身であるという思考が機能している時に人間活動を維持できます。逆に言えばこの思考が抜け落ちている時は人間活動ができません、花に集中する、茶に集中する、剣道に集中する、仕事に集中する、、、この瞬間自我が抜け落ち神に戻ります。呼吸ができるようになります。

人間に成り切った神はある時神に戻る方法を忘れた

遠山の金さんを演じた松平健が日常生活も金さんから戻れなくなった

遠山の金さんを真剣に演じすぎた松平健は日常生活でも金さんが抜けません。何か問題を発見するウズウズしてきます。俺に問題を投げてこい、なんでも解決してやる。全てこの感じです。世界中の問題を俺に振ってこい、俺様が全部解決する、、、そこにはもう松平健は存在しないも同じです。この現実世界は神が作った夢の中で神が人間に成り切って演技しているドラマです。神は人間に完璧に成り切りすっかり自身が神だったことを忘れ人間に成り切っています。そして神になる方法を忘れました。

神になることを忘れた神は仕方なく人間を続ける

神に戻ることを忘れすっかり人間活動に専念する神は途中から神に戻る方法を忘れてしまいました。神社に行ってまさかの神頼みをするレベルです。そして私には〇〇神が付いていて守ってくれていると固く信じるとこまでいく神もいます。神にもどる方法を完全に忘れてしまった神はこれは参った、、この地獄(人間活動)が死ぬまで続くのかと呆然となるのです。人間活動は面倒な近所付き合い、親戚関係、会社の出世競争、自治会への強制参加などとにかく忙しいわけです。

もう人間なんかしない絶対

神にもどる方法を忘れ、自身が神であることも忘れ、人間活動を続ける神はこの人生にほとほと疲れ果てていきます。何をやっても大した結果はでず、何か成し遂げてもすぐに飽きてしまう、車を買っても2年後には飽きるし、苦労して就いた仕事も徐々に飽きてくる、、一体どこに永遠の幸福があるのか?そのような絶望を日々感じるようになった時に人(神)は神に強烈な興味を持つようになります。神仏への興味、スピリチュアルの興味などです。得体の知れないこの関心はどこから来るのか?それは自身が神であったことを徐々に思い出していく準備機関です。

人間のふりをしていたらいつの間にか人間になってしまった神

これは神が作った夢

これは夢です、神が作った夢です、神は夢を作りましたが夢は神そのものなのでせっかく作った夢の中に登場することができません。せっかく作った夢の中をエンジョイできないのです。そこで神は人間を作りこの夢を体験する道具にしました。神は人間を作り人間のフリをすることでこの夢を楽しむことにしたのです。ではどうやって楽しむのか?それは神らしくない経験を積むという遊びです。神が神のままではできない遊びをすることに決めたのです。

人間には肉体という制限を加えた

人間というこの体が全知全能で何でもできてしまったらこのゲームを作った意味がありません。このゲームは神が神らしくできないゲームであって神っぽいキャラは不要なのです。人間とは無知無能にできています。何もできず何も達成できない、、神レベルには。ということで自信喪失、将来不安、七転八倒はこのゲームのデフォルトです。

七転八倒する中で神が神に戻る

人間とは神の全身全霊の演技であり、神史上最大の茶番です。神の演技力は凄まじく、これはロバートデニーロ、泉ピン子を軽く超えます。役に成り切ったら寝食を忘れてこれに没頭します。もう自分が神であることなどとうの昔に忘れ去っています。自身が人間であるこう思い込んだら誰にその嘘を疑われてももうグラつくことはありません。ですがそんな神も七転八倒し地獄を垣間見て、泥水を飲むような経験を積むことでたまに思い出すようになるのです。俺って本当に人間なのか?あまりにも苦しいがこれが本当か?こんなに情けない存在だったか?もう少しまともだった気がする、、、、ということで神も神に戻る準備を始めます。

人間のふりをしている神がそのことを忘れる瞬間

人間に成り切っている神がそのことをウッカリ忘れる

これは夢です。神が見る夢です。神は自身が人間に成り切ってこの夢をスタートします。人間であると世紀の勘違いをすることでこの夢は始まります。知識をつけて思考を回し、吾輩は人間であると信じ込むことで人間に成り切ってこの人間物語をスタートするのです。神が人間であると信じ込むためには人間であると意識し続ける必要があるのですが、、、何かに没頭する時、何かに真剣に向き合う時、何かに無心になって取り組む時、意識が外れます、人間であるという意識が崩壊します。すると神は人間から神に戻ります。

サーフィン、スノボ、スケート、、横乗り系のスポーツは熱狂的信者が多い

サーフィン、スノボ、スケート、、、横乗り系のスポーツは熱狂的信者が多いのには理由があります。あれらのスポーツの特徴は難しいことにあります。あえて不安定な板に乗ってスポーツします。自由な足を封印することでこのスポーツは難易度を上げています。すると全神経を集中できます、全神経、全意識を板に集中することでスポーツが成り立ちます。その瞬間自身は人間であるという意識が抜け落ちます、全意識が波、山、パークに向くのです。人間のふりをした神が一瞬神に戻ります、その瞬間人間が抜け落ちます。この感覚を味わうために多くの人が熱狂的になります。

もしもこの感覚を仕事に応用できたら

達人、偉人、人間国宝と呼ばれるような人々はこれを仕事に応用した人たちです。全意識を仕事に向けることで自身が人間であったことを忘れています。人間が抜け落ち神だけがそこに残ります。神が神が作った夢の中で自由に表現をしているのです。時間、空間という制限が取り払われ神そのものをただ表現する神になります。

知の権威の自殺は夢から覚めるポイントになる

大学教授の自殺は人間の知がいかに浅いかを証明する

大学は教育機関の最高権威、東大教授となったら最高知能の持ち主ということになります。IQなどで言ったらそれは本当でしょう。ですがなぜ彼らの中に自殺者が出るのか??最高の知性を持ち合わせる人間がなぜこの人生に絶望し死を選ぶのか?人間とは手に入れた知識を自分のものと所有していきます。この所有物が最も多いのが大学教授など知識で食べている人間です。この所有物の量はそのままそれを所有する自分を強化します。自分の存在を確固たるものにするのです。本当はいないのに。これだけの知識を所有する特別な人間様になるのです。この人間ドラマ、夢の中にどっぷりと浸かることができるのです。そしてこの夢にどっぷりと浸かると不足感が湧き出てきて無限地獄に入っていきます。最高権威、最高知識を所有しているにも関わらず無限地獄に突入していくわけです。

そうはいっても大学教授は穏やかな人が多い

実際には大学教授は穏やかです。彼らは勉強、研究を通じて無心、無思考、無我に入れる人が多いです。学ぶことを愛し、学ぶことに無心になって取り組むことでその場でワンネス、大いなる一つになれている人が多い印象があります。知識を得ることを通じて無心、無我を到達している人が多いのです。ですがこの事実を認識できず知識取得、研究結果の優劣に執着し始めますと思考ループに突入し無限地獄に入っていきます。

何かに無心になって取り組める人は気づく

何かに無心になって取り組むことができる方はこのメカニズムを本能的に知っています。取り組むことで得る収穫物よりも無心になって取り組む行為そのものに価値があることを。無心になって人が何かにとり組む時、その瞬間神になっています。無心無我とは人間の形をした神のことです。そもそも人間という独立した存在はこの世に存在せずそれを自分自身と勘違いする神がいるだけです。神が行為に没入することでその錯覚を忘れ神に戻ります。

体の美醜にこだわる理由

体の美醜に執着するのはなぜ?

これは夢です。ワンネスが見る夢です。この夢の中で人間は体の美醜にこだわったりします。ごく一部の女性はそのことで自殺を図るほど悩みます。これについて悟りから説明したいと思います。これは夢ですから本当は独立した体は存在しません。体という独立した存在はないにも関わらず全存在はこの体こそを自分と同一視します。無いにも関わらず体が在ることとしていきます。するとこの体が美しい、醜いと執着することでよりこの体への同一化が強化されていくのです。どっぷりとこの体を自分自身と錯覚することができます。この夢物語に没入できるのです。これは夢ですが全存在、ワンネスがこの体こそ自分(主人公)と勘違いすることからこの夢はスタートします。故に不足感が延々と湧き続けます、この不足感の対象が体の美醜に行き着くケースもあります。もっと美しい体であれば、もっと鼻が高かったら、この不足感を満たすことができるのでは、、、

美しさの先にあるもの、、

女性が美しさに執着するのは男性との関係もあります、美しい女性は好条件の男性をゲットできる。そう思い込む女性は多いでしょう。この夢の中では不足感が常に湧いてきます、そしてその不足感を埋めるのに異性は最高のアイテムです。より魅力的な異性をゲットすることでこの不足感は埋まるのではと妄想します。そのために先ずは自身がより美しくならなくては、、、ですが実際はどれほどハイスペックな異性と成就してもこの不足感が埋まることはありません。成就した瞬間は思考が止まり自我が緩みますから感動があります、ですがそれは瞬間的なもの、次第にまた不足感が湧き出してきます。その不足感は相手への不満に変幻し相手への攻撃に変わります。

美しくなることを目標にして無心に入る

美しくなることが悪いことはありません、美しくなるという目標が悪ではありません。そこを目標にすることでそこから無心に入ることができます。そこに一緒懸命になることで無心、無思考、無我に入り込めればそこに歓喜、美があります。手に入れる美以上の美がそこにはあります。美を目指すことで美そのものになることができます。全ての美は思考が抜け落ちた時に湧き出てきます。その美とはワンネス、大いなる一つそのものです。

豪邸は全員が豪邸に住んでいたら価値はない

豪邸とはみんなが住めないから価値がある

全員が住める豪邸には価値はりません、ほぼほぼ住めないから価値があるのです。自我は他人との比較で自身の幸福を決める習性がありますから豪邸という他人が住めないような住居に価値を置きます。逆に言えばみんなが住めるようなら価値を見出さないのです。自我は他人との比較を最重視するのは不足感ゆえです。不足感が湧き出ているが故に他人との比較で幸福度を決めようとしますがこれは何の根拠もない一時的な幸福です。

豪邸に住んでいることにアイデンティティーを持つ

存在は先ずは体に同一化を持ちます、体を同一化することでこの夢物語を形成します。それでもそこに安心感を得れないために豪邸や物に同一化することでこの夢物語を維持しようとするのです。存在は存在故に夢物語に埋没することはできません、存在は何かに同一化することでその何かのストーリーに入れるのです。存在が人間に同一化することで人間ストーリーがスタートします。

自我はあらゆるものに同一化することで延命措置をする

豪邸も高級品も存在が同一化することでどっぷりとこの夢に入るこむことができます。人間という存在では危ういと感じる存在が豪邸、高級品と同一化することで安心感を得ようとするのです。ですがこの延命措置はそれほど長い効果を得ることはなく次のアイテムを必要とするのです。お金持ちが高級品一つに満足できない理由はここにあります。高級品への同一化は一瞬で不足感をまた生み続けるのです。

敵を作るのは敵を作ることで自我を強化できるから

夢に没入するためにあえて敵を作る

これは夢です、ワンネスが見る夢です。この夢はそう簡単に覚めないことが重要です。ワンネスが作る夢ですから簡単に覚めてもらっては困るのです。そのためこの夢の主人公はあえて敵を作ります。性格が悪い敵を作ることで主人公はどっぷりとこの夢の没入できるのです。敵は必ず主人公を攻撃してきます、それによって主人公は自身の存在に絶対的な確信を得ることができるのです。これは夢ですから主人公は実は幻です、実在しないのです。そんな主人公に敵が現れると何が起きるか?自分がいるという錯覚を強めることができるのです。敵が主人公を攻撃すればするほどに皮肉にも自身の存在を絶対的にできるのです。いないにも関わらず。

敵は最低であればあるほどいい

ハリウッド映画を観てください、必ず史上最低の敵が現れます。残虐非道、鬼畜、餓鬼、、あらゆる最低要素を全て持ち合わせたような敵が主人公とセットで登場するはずです。なぜこのような敵が頻繁に現れるのか?観る人を映画に没入させるためです。主人公は勿論映画の中の作り物です、その主人公の存在を絶対的な者にするためにどうしてもこの敵が必要なのです。これをこの現実世界でも主人公(あなた)はやります。敵を作るのです。

学校では苦手な友人が、職場では苦手な上司、ママ友でも苦手なママ、、、

あなたも記憶があるはずです。学校に行けば必ず苦手な友人、職場に入れば苦手な上司、ママ友の中でも苦手なママ、、、どこに行っても必ず登場する苦手な存在、、、これは偶然ではありません。自我は敵を作り出すことで自我を絶対的なモノにしていくのです。本当は存在しないからこそ敵を利用して自身を証明します。ワンネスはこうして夢に没入し夢を楽しみます。夢を映画のように壮大なストーリーに仕立て上げるのです。

HUMAN BEINGの意味

言葉とは面白い

人間、英語に訳すとHUMAN BEING、存在する人間、人間に、存在という意味が付け足されています。HUMANだけではない、、、BEINGが付いて人間であるということ。この言葉に私は真実をみます。言葉によるワンネスのヒントを感じざるを得ません。これは夢です、この夢の中に人間という個別の存在は実在しません。夢ですから。そうなるとこのHUMAN BEINGという言葉に妙なリアリティーを感じます。存在が人間体験をしているのがこの夢です。人間の正体はそれを体験する存在です。これは存在の夢です。

こんな自分とはもう関わりたくない

人は人生のどん底状態があまりに長く続くとこの言葉を言いたくなります。「こんな自分なんてもうゴメンだ。自分という存在にいい加減うんざりした。」心の中でこんな言葉を言ってしまう人は決して稀ではないでしょう。「人生なんて苦しみしかない」この発言の主は誰でしょうか。この自分を拒絶しているのは誰でしょうか。人間体験にうんざりしているのは誰なのか?答えはワンネスです。ワンネスが自分の夢の中でうなされているのです。ですがこの体験こそがワンネスが求めていたもの、完璧、感動、平和、安堵がその反対を体験したかった、それだけです。

存在が人間に同一化することでこの夢は始まる

存在が人間に同一化しますと人間体験がスタートします。存在が人間に同一化しなければこの人間ドラマはスタートしません。あなたが毎晩見る夢同様、夢とは主人公が登場することでスタートします。存在が人間に同一化することでこの夢は始まるのです。そしてこの同一化が終わると(死ぬと)夢は覚めます。同一化は夢をスタートする条件です。人間に同一化した存在は、物、権力、名誉、役割を同一化していくことでアイデンティーを強化していくのです。これらは夢から覚めないための取り組みです。存在が人間に同一化し続けるための取り組みです。