人間のふりをしていたらいつの間にか人間になってしまった神

これは神が作った夢

これは夢です、神が作った夢です、神は夢を作りましたが夢は神そのものなのでせっかく作った夢の中に登場することができません。せっかく作った夢の中をエンジョイできないのです。そこで神は人間を作りこの夢を体験する道具にしました。神は人間を作り人間のフリをすることでこの夢を楽しむことにしたのです。ではどうやって楽しむのか?それは神らしくない経験を積むという遊びです。神が神のままではできない遊びをすることに決めたのです。

人間には肉体という制限を加えた

人間というこの体が全知全能で何でもできてしまったらこのゲームを作った意味がありません。このゲームは神が神らしくできないゲームであって神っぽいキャラは不要なのです。人間とは無知無能にできています。何もできず何も達成できない、、神レベルには。ということで自信喪失、将来不安、七転八倒はこのゲームのデフォルトです。

七転八倒する中で神が神に戻る

人間とは神の全身全霊の演技であり、神史上最大の茶番です。神の演技力は凄まじく、これはロバートデニーロ、泉ピン子を軽く超えます。役に成り切ったら寝食を忘れてこれに没頭します。もう自分が神であることなどとうの昔に忘れ去っています。自身が人間であるこう思い込んだら誰にその嘘を疑われてももうグラつくことはありません。ですがそんな神も七転八倒し地獄を垣間見て、泥水を飲むような経験を積むことでたまに思い出すようになるのです。俺って本当に人間なのか?あまりにも苦しいがこれが本当か?こんなに情けない存在だったか?もう少しまともだった気がする、、、、ということで神も神に戻る準備を始めます。

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