豪邸は全員が豪邸に住んでいたら価値はない

豪邸とはみんなが住めないから価値がある

全員が住める豪邸には価値はりません、ほぼほぼ住めないから価値があるのです。自我は他人との比較で自身の幸福を決める習性がありますから豪邸という他人が住めないような住居に価値を置きます。逆に言えばみんなが住めるようなら価値を見出さないのです。自我は他人との比較を最重視するのは不足感ゆえです。不足感が湧き出ているが故に他人との比較で幸福度を決めようとしますがこれは何の根拠もない一時的な幸福です。

豪邸に住んでいることにアイデンティティーを持つ

存在は先ずは体に同一化を持ちます、体を同一化することでこの夢物語を形成します。それでもそこに安心感を得れないために豪邸や物に同一化することでこの夢物語を維持しようとするのです。存在は存在故に夢物語に埋没することはできません、存在は何かに同一化することでその何かのストーリーに入れるのです。存在が人間に同一化することで人間ストーリーがスタートします。

自我はあらゆるものに同一化することで延命措置をする

豪邸も高級品も存在が同一化することでどっぷりとこの夢に入るこむことができます。人間という存在では危ういと感じる存在が豪邸、高級品と同一化することで安心感を得ようとするのです。ですがこの延命措置はそれほど長い効果を得ることはなく次のアイテムを必要とするのです。お金持ちが高級品一つに満足できない理由はここにあります。高級品への同一化は一瞬で不足感をまた生み続けるのです。

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