病気にしがみつく自我

病気は便利なアイデンティティー

病気に好きでなる人はいない、病気を手放そうとしない人もいない、これが世間の一般常識です。自ら好き好んで病気になるなどあるわけがないのです。ですが実際には違います、病気は自我にとっては大好物、病気になれば病気の私という強烈なアイデンティティーを築けるのです。そんなわけがない、、、多くの病気に苦しむ方は困惑するでしょう、ですが自我は病気の時の自分を強烈に意識できるのです。これが自我が病気を手放さないメカニズムです。調子の悪い私、体調不良の私は、、だからこそ大切に扱ってほしい、だからこそ慎重に扱ってもらえる、、、といった生存戦略が効果的なのを熟知しています。こうして自我は病気を利用して生存を継続していくのです。

体調が悪い=特別視してもらえる

自我は熟知しています、病人は特別視してもらえる、病人は大切に扱ってもらえる、病人は高待遇をえられると。ですから自我は病気をなかなか手放そうとしないのです。自営業者では有名な話ですが自営業になると風邪をひかない、、これはなぜかと言えば風邪を引けば売り上げが少なくなって損しかないからです。風邪をひいたお店のオーナーの店に好き好んで行く人はいないのです。自我は基本損得しかありませんから風邪を引くメリットがなければ絶対に風邪をひかないのです。

体調に悩む人は体調不良を利用する自我に気づくチャンス

体調不良は自我の大好物であることを先ずは気づくことが重要です、そして体調不良を直したいならば運動や食事を義務としてやるのではなくそこに無我夢中になることでそこから悟りに入ることが最重要です。運動や食事に集中することでそこから悟りに入るのです。そこから無我の境地、至福の境地に至ります。

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