状態

次元が変わる

成功メソッド、高収入メソッド、自己啓発メソッド、人格者メソッド、、、これらは個人という存在がこの世界には居てその個人がこの外部環境の中をサバイブしていく、、という前提のものです。ですが悟りは『「個人という存在がこの世界には居てその個人がこの外部環境の中をサバイブしていく」というのはただの思考でその思考が認識された時、その認識だけが起こっていた』ことに気づくことです。何が違うんですか??????多くの方は「この体である私はこの世界の中を生き抜かなくてはならない、それが真実である」と思っています。ですが本当は「この体である私はこの世界の中を生き抜かなくてはならない、それが真実である」というのは思考であり、、その思考が認識されるからその認識が起こったのです。

この体である私はこの世界の中を生き抜かなくてはならない、それが真実である

これは思考です。真実ではありません。真実は「この体である私はこの世界の中を生き抜かなくてはならない、それが真実である」は思考に過ぎずこの思考さえ湧かなければそのような認識は起こらない、、よって悟りとは「この体である私はこの世界の中を生き抜かなくてはならない、それが真実である」は思考に過ぎない、、そのようなことは真実とは何も関係がない、、と見抜くことです。

え?????

この私もこの物語も全部思考ならばじゃあ悟ると何が残るんですか??????残るんではなく、、今までこの物語を作り出していた思考がまさに思考であったという「気づきの中で」また思考や感情、行動、この体、この花、この木々、この店々、この建物、、、、が起こり続けます。「物語を織りなしてきた思考」が思考であることを見抜かれながらまた起こるかもしれないし起こらないかもしれない。私の物語が物語に過ぎないことを見抜かれながら思考が起こるかもしれないし起こらないかもしれないのです。

つまり

ここは状態でしかなかったのです最初から。最初から状態でしかなく、、これからは状態であることを認識ながら状態が起こるのです。「いまここ」という状態の中で「時間」という思考も「私」という思考も「私の物語」という思考もこれからは起こるでしょうが、、、起こってもいまここはいまここです。思考が起こることで「いまここ」が「いまここ」では無くなってしまうということはあり得ないのです。

悟り

悟りとは次元の転換です。DOINGからBEINGへの転換です。DOINGはこの場所で思考の中でしか起こりません。DOINGとは思考という現象の中だけで起こるのです。そういう意味ではDOINGはいまここでは起こっていません。この次元では起こっていないのです。起こっているというイメージを起こすことはできてもDOINGは起こらないのです。そこに気づくとここがBEINGでしかないことが分かります。BEINGの中にあらゆる現象が現れその中に「DOINGのイメージ」を含む思考という現象が現れては消えていきます。

BEING

BEINGとは我々の本質です。我々はこの現れでる現象の全てでありこの現象が現れでるスペースであり、その認識の全てです。これを全部ひっくるめてBEINGなのです。ですがこのBEINGが存在するためには「HUMANと呼ばれる体という現象」が必要であり、、そういう意味で我々はHUMAN BEINGなのです。

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