透明人間の現象化

頭を触る

我々のこの体は透明人間です、、そして我々の本質はこの透明人間ではなく、、その背景です。その背景が我々でありそこからこの景色の全てが立体的にブワッと飛び出るのです。この透明人間はその一つです。この透明人間の特徴は見た時、触った時に現れるのです。ハイ、息を「鼻」から吸ってください。。。その瞬間、、息を感じる「鼻」が現れたんです。はい目を閉じてください、、その瞬間視界が変わり目を感じます。はい耳に手を置いてください、、その瞬間「耳」のフォルムが現れ音が変わります。

意識

この体を感じるには意識が必要であり、、意識することでこれを感じることができますがそうでなければ出現しません。ソファーでリラックスして音楽を聴く、、その期間は耳は消え、目も消え、、ただ背景である我々の本質が、音を視界をただそのままに感じます。「友人からの電話」で自分を思い出し、、この体としての自分をやるのです。

食事

食事とはこの体を使った能動的な無我体験です。食事という幻想を使って、、口という幻想を動かすことのみで、、無我に入れます。食事を口に入れた瞬間口が現れ、それを咀嚼します。その瞬間に味が広がってその味に意識が集中します。それまでのこの肉体を主人にした思考が消えます。口を出現させる以外に、、この体を主人とする思考が消えるんです。

透明人間は第二の自分

意識した時にだけ現れる透明人間を第二の自分とします。この名前は第二の自分です。。。この第二の自分が居ないと確かにこの肉体は保持できない。ですがそれだけ。体を生かすためにのみこの第二の自分は生じます。ところが我々はこの第二の自分を主人と勘違いすることで運命が変わったのです。苦しい、違和感が生じたのです。

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