夢物語の絶対条件、不足感

不足感から逃げるか、不足感と向き合うか

これは夢です。そしてこの夢の中では常に不足感が湧いてきます。この夢の中で生きている限り不足感から逃げることはできません。この夢を創造するワンネス、夢そのものであるワンネスはその中に自分(主人公)という小さな小さな存在を作り上げました。この小さな小さな自分の構成物質はワンネスですから自身が実はとてつもなくかつては大きな存在であったことを知っています。にも関わらず今この夢の中にいる自分(主人公)はあまりにも小さい。そのためこの夢の中で主人公でいる限り不足感、欠乏感が次から次へと湧いてくるのです。多くの方はこの不足感とどう向き合うか?逃げます。友人とのおしゃべり、TVゲーム、雑務、忙殺、タスク処理、、、不足感から逃げ切って人生を切り抜けようとするのです。そしてこの作戦に限界を感じた時に病死もしくは自死を選びます。

不足感から逃げずに立つ向かう

不足感を生み出しているのはこの夢の中で主役を張っている時です。主役を張るためにはこの心身こそを自分自身だという思考を維持し続ける必要があります。本当はワンネスそのものであり、一時的にこの夢物語に閉じ込められた主役を演じているだけであってそれは偽りの姿です。偽りを維持し続けるためには常にこの思考(自我)を維持する必要があるのです。逆に言えこの自我を手放すとワンネスに戻ってしまいます。夢物語の中からポコッと抜け出てしまうのです。不足感と向き合う方はこれをやります、何かに真剣に向き合う、集中する、誠実に取り組むことで思考を止め、自我を落とし、その場で無心、ワンネスにシフトします。これで不足感を解消します。

最終的にはそこから夢を覚ます

いつでも夢から覚めた状態に戻ることができる主人公は夢物語に居ながら夢の外にいつでも抜け出ることができます。本当は夢から抜け出る主人公はいないのですが主人公をその場で消し去ります。いつでも自分(主人公)を消し去る感覚を覚えていきますと無我、大いなる一つ、真我、ワンネスの状態が根付いてきます。夢から出た状態です、時間や空間に作用されずそのままで歓喜、幸福、安堵になってしまうことです。

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