思考の優劣という不毛な勝負から抜ける

人間ゲームは思考の優劣勝負

これは夢です、ワンネスが見る夢です。この夢の中では登場人物は思考の優劣勝負を頻繁に起こします。偏差値勝負、学歴勝負、要領勝負、出世勝負など、、これはどれも思考の優劣を勝負しているようにも見えます。この思考勝負の弱点は思考こそがこの自分(主人公)を夢の中に閉じ込めるツールだということです。思考を駆使すればするほどに自身をこの夢に閉じ込めます。夢の中は不足感、欠乏感、孤独感を湧き出し続ける空間です。時間、空間の世界とは不足感製造時空間なのです。

思考は観念であり夢物語を書き換える

これは夢です、その中で思考はこの夢物語の書き換えを行います。この世界はこうなっているという思考はそのままこの世界、夢を書き換えていきます。ですから思考には力があります、思考とはそのような力があります。ですがこの夢物語に居る間は不足感が湧き出してきます。それがあらゆる欲望に代替され人間はその欲望を叶えるために動き続けるのです。どこまで行っても夢物語の中で至福に至ることは絶対にないのです。常に欲望を叶えるために動き続けるのがデフォルトです。

崇高な欲も下衆な欲も所詮はワンネスの代替品

これは夢です。そしてこの夢の中にいる限り不足感を湧き続けて生きていきます。この不足感はあらゆる欲望として代替されていきます。ワンネスが見る夢ではワンネスは人間に生まれ変わっているのですが同時に不足感を抱えます。広大無辺なワンネスがちっぽけな人間としてこの夢を生きるのですから当然です。そうなると人間はあらゆる欲望を抱えることになります、ワンネスの代替品を求めて日々動き回るようになるのです。その欲望は崇高なものから下品なものまで様々でしょうが全てはワンネス、大いなる一つの代替品に過ぎません。

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