ありのままとは

ありのままとは起こりに任せる

ありのままとは何も特別なことではありません、今目の前に広がる現象はありのままです、そしてこの体も現象で在りありのままです。この体の中に自分が居るという錯覚を起こしますとありのままに「苦しみ」が湧いてきます。これが完璧なありのままの姿です。この体の中に自分が居るが抜け落ちれば「苦しみ」が湧いてこなくなります。これがありのままです。湧いてくる行動に委ね続けばそこに自分は居なくなり至福に包まれます。湧いてくる行動に「自分」が介在していると勘違いが起こり、もっとこうすれば良かった、次はこうしよう、、が湧いてきますと同時に「苦しく」なります。

「苦しむこと」が悪いことではない

苦しむことが悪いことでは断じてありません、「この体の中に自分が居る」という錯覚が苦しみを起こし、この苦しみを回避するためにあらゆる行動を取り続ける、、、これが人生の苦しみのメカニズムであるということだけです。苦しいからこそ、、高級車を買ってみたり、旅行に行ってみたり、暴飲暴食をしてみたりとここから逃げ続けようと動くのです。ですがこれらの試みが全て失敗に終わるのは「苦しみ」のメカニズムを誤解しているかです。

この体に閉じ込められた「自分」を解放する

この体の中に本当に「自分」という存在が居るならば開放は非常に難しくなります、ですがそのような自分は実在しないのですから本当は簡単なはずです。実際には接する人間のほぼ全てがこれを信じていますからそこが解放を難しくします。本当はこの体の中に「自分」など居ないのでは???その発想で事実を確認していきますと自分など本当に居ないことが明白になります。

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