物欲

限りがない

物欲には限りがありません。スニーカーマニアはスニーカーを集めれば集めるほどに新しいスニーカーを手に入れたくなります。カーマニアも同じです。時計マニアも同じです。ある時、この衝動には終わりがないと気づくその時までこれは続きます。物は何か自分の人生を輝かせてくれる可能性があるように感じます。ですがそれこそが自我がこの苦しみから逃れるために思いつく思考なのです。

あれを手に入れたら輝かしい日々に

という思考が起こります。この思考が起こるから「ワクワク」しそれを成し遂げるために一生懸命になれます。この行為自体が実は自我という感覚を忘れるための逃避行動です。何かを手に入れるための行動自体が自我を忘れるための動きなのです。そして何かを得たところで絶対的に満たされることがないからまた次のアイテムを求めます。ところがこの、なぜ???これだけ請い願ったアイテムを手に入れても満足に至れないのか???という疑問は湧きません。ここが不思議なところです。

そこには関心が向かない

新しいアイテムには次々に関心が向くにも関わらず「なぜ???満たされないのか???」という疑問は起こりません。関心が向いてしまったのだからそれでいいいのだ、とばかりに次々に関心が次に向かうのです。何年間も恋焦がれて手に入れたにも関わらず手に入れてしまったら次にまた関心が向かってしまう、ここには一切疑問を持たずに次に向かいます。