自我(寄生虫)の扱い

ただ観察する

我々は自我(寄生虫)をどう扱えばいいのでしょうか???ただ観察するのです、、自我に対して何かアクションを起こすことは不可能です。なぜならば自我とは本当は実在しないからです。我々ができることは自我(寄生虫)の動きを見切る、これだけです。柔道で言えば、、自我(寄生虫)のあの手この手の生存戦略を全て見切るのです。そしてそれに対して何かするのではなく、、観察して反応しないということしかありません。

他人の自我(寄生虫)

自身の自我との戦いと他人の自我との戦いは全く同じです、、、反応しないこと、これだけです。他人の自我(寄生虫)はこちらに反応を期待してアクションをしてきます、、、、それを見切るのです。不安、恐怖、怒り、持ち上げ、なんでもやってきますが全部のアクションを見切るのです。そして反応しないことです、反応しないことが相手の自我(寄生虫)にとっては一番のリアクションになります。

完全に見切ると

自我(寄生虫)の動きを完全に見切っていきますと、、、自我の活動が低下していきます。要は栄養分、餌を獲得できなくなるのです。自我の餌とはネガティブな感情、思考ですから、、、これが起こらないと、、小さく小さくなっていきやがては死にます。

全ては一つ???

悟り本では、、ワンネス、オールザットイズ、色即是空、、、あらゆる専門用語が飛び交いますが、、、悟りは実践です。完全な実践です、、、自我を見切る、、これこそが最短距離です。今この体の中に住み着く自我(寄生虫)の動きを見切るのです。今です、、今見切って、、自我を見抜く大いなる存在になるのです。明日でも明後日でもなく今からスタートです。

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