夢が夢を見る

この夢の傍観者

これは夢です、完全に夢です。。。ではこの夢の傍観者は誰でしょうか????夢です。夢が夢を見ているのです。現象そのものが現れたと同時に現象に気づいているのです。つまり色と空は一つです。例えば自我がこの世界に現れた瞬間に実は自我が自我に気づいているのです。だから自我は現象としては在るのです、無かったら「私」は存在していません。ただしこれはあくまで現象です、夢です。

現象だからどうでもいいということではない

この私は現象、夢です、、現れた瞬間に自身で自身に気づきます。夢だから現象だからどうでもいい、、ということではないんです。現象は常に完璧で完璧な表れです、、この夢に優劣はないのです。完璧な現象が自我として現れたのです。この一時的に現れた自我『私』が永続するという思考が現れました、、これによって苦しみ、孤独感が生まれました。これも完璧な表れです。完璧ではありますが「苦しい」が続くのも確かです。

苦しいから逃げたいも完璧

それと同時にこの苦しみから逃げたい、、が起こります、、これも完璧な表れです。この夢の中で、、コレが夢だと気づいていない場合、、この逃げたいをなんとかこの夢の中で叶えようとする動きが起こります、これも完璧です。ですがその動きのほとんどは夢の中での逃避ゆえに成就しないのです。ですがこの成就しないのも完璧です。そして成就しないことに飽きたことで、、、この夢、このストーリーから出るしか方法がないのでは???が起こります。これも完璧です。それが悟りへの誘いです。

(Visited 6 times, 1 visits today)