裏切り

自我の延命措置

裏切りとは自我の延命措置です、、例えば、、仕事がバリバリできる社長は、、全くもって人を必要としません。たった一人で稼げるわけだから、、誰に依存しなくてもいいのです。これは一種の悟り状態です。人に対する執着がゼロです、、、このままいくと悟りが開かれるでしょう。そこで自我は頼ってきた人々を助けるという行動を取らせます、助けることで「自分」の存在を確かにするのです。俺が助けている、、これだけ助けたのだからこれぐらいは感謝されないと、、です。「俺」がいなければこいつらは路頭に迷ってしまうぞ!!!です。

そこで事件が生まれる

助けるべき人々が居るというのはそのまま夢化しますから「私」の前には助けるべき人が出現するでしょう。それによって自我はホッとしているのです。これで「私」はしばらく生存できるぞ、、と。そしてそこからの裏切りです。相手の自我(あるとすれば)はこちらが与えれば与えるほどに返さなくては、、、が起きます。損得勘定でしか考えられない自我は、、、与えられることを実は恐れます。借りができたような気持ちが悪い感覚になるからです。何かあったら今度はこっちが与えなくてはいけなくなる汗です。

自我の動きを見抜く

自分が居るという感覚の中に居る人々は(見かけ上)浮遊霊のようなもの、、常に居心地が悪く、、常に怖い、、全部が恐怖ですから、、、多くのものを与えてもらったという事実すらも、、不快なのです。つまり強烈に自我を感じてしまうわけですね、、ですから最終的には、、逃げ出すわけです。これが世間で言う裏切りです。ですが本当はこの動きは勝手に起こっているだけです、、自我ありき(見かけ上)の人物像において勝手に起こった化学反応だということです。ここで怒ってしまうと、、、失礼を受けた「私」失礼をぶっこいた「相手」という幻想を強く強く信じる結果になります。

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