雲(私)の終焉

詐欺師

私とは、、この五感を使って環境に気づき、自由意志を行使してこの体を守っていく存在でした。ところがこの気づきは私のものではなく、、気づきが最初からあったことが証明されました。さらに自由意志とは名ばかりで実は勝手に湧いてきた思考でした。。。この証明から「私」は詐欺師の烙印を押されてしまったのです。そうなるともう私に関心が集まることはありません、芸能界から関心が消えた「ショーン○」さんのように誰も見向きもしなくなるのです「私」に。すると私(雲)は空に自然と再吸収されます。

私(雲)が空に再吸収されると

私が空に再吸収されますと、、、もう私がこの空には漂わなくなります。すると私の人生(雲)も消えていきます。そこからはこの体がただ経験をしていく、、という状態になります。そのまま「私」が抜け落ちるのです。勿論便宜上は私は現れますがそれは全現象に気づく「私」ではなく、、、、名前だけ、、、幼少期の軽い軽い日々が始まるのです。

将来を不安に思うことができない

いまここに全部があって、、私がそれを支える空であることが分かって、、、将来不安とか逆に難しいのです。現象の全存在である私が、、、、老い先が心配で、、、、、とはなりにくい、、、はっきりとこの現象の背景、スクリーン、空であるという自覚が芽生えることで、、、現象(雲)を捕まえようというモチベーションが湧かないのです。そしてこの私が何者かになるという思惑は完全に消えます。期待もなく不安もない、、真の安らぎ(空)が現れるのです。

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