過食症とは何か?

食事を食べる時、思考から身体感覚に戻る

ストレスが溜まった時に食事に走った記憶がある人は多いでしょう。ストレスが溜まった時のお菓子や、ケーキ、嗜好品は大変美味しく感じます。今回はこの点を悟りの境地から説明したいと思います。多くの方はストレスが溜まった時に思考グルグル状態になります。このストレスをいかに解消するかで思考がフル回転するわけです、そして思考がフル回転になればなるほどに自我モード、この心身こそが自分自身であるという思考も強くなり結果不足感、欠乏感が湧き出てきます。つまりストレスを解消しようとすればするほどに不快感が増していくという負のスパイラルに突入するのです。自我はストレスを餌にさらに自我を強化していきます。この負のスパイラルの救世主こそが食事です。食事を食べる時に体はこの食事を五感で味わいます、味覚、触覚、嗅覚、視覚、聴覚、、、この五感がフル稼働するのです。これによって何が起きるか?思考が止まるのです。人間の体は思考と五感を同時進行で使うことができません。思考がストップすることで自我が弛まり結果幸福感、至福感、安堵感が訪れます。つまり食事をしている時は強制的に無我の境地に至れるのです。

食事を食べると至福に至る

これは夢です、ワンネスが見る夢です。その夢の中で何故食事中は至福感が湧いてくるのでしょうか。体とは今にしか居ません。体が過去や、未来にシフトすることはできません。逆に思考は過去か未来にしか意識を向けることができません、思考は今にあることができないのです。この夢は今(ワンネス)が現象化したものです。今が過去から未来に向けての夢物語化したものです。この夢には実は今は存在しません。だからこそこの夢は基本苦しみストーリーなのです。そんな中で食事中は体に戻れる一時のチャンスです、食事をするときは今に戻れます、何故ならば体は今にしか居れないからです。体に意識を集中する時今にあります、つまりワンネスになるのです。つまり至福、歓喜になるということです。

タバコを吸い、お酒を飲み、食事をする、、これが体にシフトする人間のテクニック

お酒を飲みながらタバコを吸うと美味しい、食事をした後のタバコは美味しい、、、何故でしょうか。これは簡単です。食事もお酒も、タバコも全ては身体感覚が活性化するものだからです。その瞬間思考がストップして無我に入ります。無心に入ります、この状態は自我が抜け落ち今にある状態、ワンネスの状態、歓喜、安心、安堵の状態なのです。人間はこの夢の中で居る時は不足感、欠乏感、孤独感が湧き続ける状態にあります。ですが身体感覚に戻る間だけは至福、歓喜、安堵に戻ることができるのです。故にこれらは中毒化します。

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