助けなくてはならないピーチ姫は居ない

両親が瀕死の状態

突然両親が瀕死の状態になってこのまま二十年間は寝たきり状態、、多くの場合これは地獄、地獄絵図です。周囲からなんと不幸な、、なんと不運な、、という状態です。ですが事実だけを伝えればその両親は五感で感じる蜃気楼に過ぎず、そしてその両親がどんなに苦しんでいるように見えても(蜃気楼)そこに苦しみは実在しません。そしてそのように見える私も蜃気楼ですから実在しません。全てが現象、蜃気楼です。それが腹落ちした時に、、苦しい、しんどい、辛いが果たして湧いてくるでしょうか、、この「自分」ありきの思考感情は全く湧いてきません。この状態は八方塞がりでしょうか、、常に至福に包まれます。

八方塞がりは蜃気楼

八方塞がりとは全方位を困難で囲まれてしまった、障害で囲まれてしまった、、状態です。人生においては絶体絶命の状態です。ですがこれも事実を突き詰めていきますと全く困難ではないのです、、先ず八方を塞ぐ多くの場合は人間です、この人間が完璧な蜃気楼なのです、ですがそれを見抜くことでどうでも良くなります、上司も部下も、友人も妻も、旦那も子供も、、全部蜃気楼です。どう扱っても何一つ深刻なことは起こらない、、起こったように見えてもそれは見えただけです。深刻という感情はあくまでこの私が居るという前提で湧き上がるのであって実はそれ以外では実在できないのです。

八方塞がりから学ぶこと

八方塞がりから学ぶチャンスは大いにあります、、、周囲は「私」の感情思考とは何も関係なく「私」に危害を加えるということです。七方位が閉ざされてしまっていれば同情が周囲から入りそこは甘く見てもらえるのでは??よいう思考も湧きますがそんなこととは一切関係なく周囲は「私」に危害を加えることがあります。そうです、周囲の行動は「私」とは何も関係なく起こるのです。これぞ悟りです。こちらの事情は周囲の行動と何も関係がないということ。そして「私」の思考、行動も周囲の人間に関係なく次々に起こり続けるのです。誰一人「自分」に関係なく言動が起き続けるだけです。この状況で何を期待し何に失望するというのでしょう。

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