完璧な事実に対し不満をいう「思考」

現象は全部完璧

我々の前に現れる現象で完璧でないものなどありません。山に行けば完璧でない自然現象など絶対にない、、川があり木が育ち、動物がいて、、完璧なバランスで成り立っています。不完全を探す方が難しい、、、これは人間社会でも全く同じで全てはバランスで成り立っていますから完璧に向かって宇宙現象がただ起こっています。この宇宙現象に対し人間の思考(自我)が不満を言います。この不満は恐ろしいほどの無知から成り立っています、だからここに乗っ取られると苦しくなるのです。

不満を言いたがる「思考」

思考は常にこの目の前の事実、現実、現象に不満を言いたがります。というよりも不満を言うのが仕事みたいなものです。思考の役割はこの体を維持して行くことにありそれが最優先です、ですからこの不満は当然と言えば当然です。ですがせっかくのこの思考に引き込まれていきますとひたすらに苦しい、なぜならば思考が述べる不満は事実とは全く関係がないからです。そして事実には苦しみがありません。

思考で悟ることもできない

しかし思考によっては人を軽くしてくれるものもあるではないか??一時的にはしてくれるかもしれませんがあくまでも実戦でそれを腹落ちしなければそれはその場しのぎです。自己啓発セミナー、成功セミナーの受講生がなぜほとんど成果が出ないのか??それは実践が伴わないからです。実践とは五感(事実)の世界です、五感(事実)が五感(真実)を呼びます。五感(事実)の先にあるのが非二元、無心、無我です。思考の先には思考(幻想)しかありません。幻想の先には重さしかありません。

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