負の感情からの脊髄反射に気づく

脊髄反射こそが苦しみの元凶

負の感情が湧いた時に脊髄反射で思考がグルグルと湧いてきます。この感情をいかに迅速に解消するかのミッションの元にです。負の感情を噴出からの思考フルスロットルです。このメカニズムが働くことで自我が強化されていきます。思考とは自分自身のことだからです。そうなると思考を駆使して悩めば悩むほどに自我が強化されて負の感情が噴出するという恐ろしいメカニズムが完成します。そのことがなんとなく理解できる人は嫌なことが起きると気晴らしに逃げるという作戦をとるのです。この作戦は決して間違っていないわけです。

嫌なことが起きる=気晴らしに逃げるも。。。

嫌なことが起きた時に多くの方は思考がフル回転になり自我が強化されてさらに負の感情が湧くとうメカニズムを完成させます。このメカニズムを本能的に気づいている人は悩むのではなく気晴らしに逃げます。お酒、タバコ、ギャンブル、エンタメ、美容、音楽、YOUTUBEなどです。そこに逃げ込めばなぜか嫌な感情も無くなり楽になることを知っているからです。これは自我のメカニズムに適っています、ですがこのやり方ですと嫌なことそのものを消し去ることができませんからひたすらに気晴らしに逃げ続けなくてはならなくなります。これが気晴らしの中毒化です。

負の感情からの脊髄反射を起こさない

私が推奨する方法はこれです、嫌なことがあった、負の感情が湧いてくる、、これを先ずただ観察します。そこから思考の渦に巻き込まれないようにします。その上で問題解決に向けて集中していきそこから無我に入ります。負の感情観察も集中して観察することでそこから無我に入り、さらに問題解決に当たる時も集中することでそこから無我に入るのです。全ての出来事、そこからのアクション、、これらを無我に入る入り口にするのです。

無我には実はどこからでも入れる

嫌なことが起きてもそこから無我に入り、行動を起こす時もそこから無我に入る、、、これで全ての点から、無我に入れることに気づいていきます。これ決して難しくないです、なぜならば無我に入るというこの単純行動に尽きるからです。多くの方は思考が回転することに対してあまりに無警戒、無意識になっているだけなのです。思考は自分のモノでありどれほど使おうと何も問題がない、、このノリで思考を使い倒しているのです。これでは延々と無我に入れるわけがないのです。無我とは平和、歓喜、安堵そのものでありこの感覚を一度でも知ってしまった人はもう他に興味が無くなります。

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