イチロー

分かりやすい

イチロー選手は「自我の説明」を分かり易く解説しやすい一人です。彼は小学生時代から自主練自主練自主練の鬼です。自主練をしっかりやっていれば「結果」はでることに早くから気づきます。「周囲は関係ない」「自分がやるべきことをやると」「結果」が出ることに気づきます。結果とは何か??????反応です、、、、自分がやるべきことをやると「良い反応」が出るのです。つまりこれは化学反応でしかないということです。反応を起こすか起こさないかに「周囲は無抵抗」であるということです。つまり周囲には反応を起こすか起こさないかの自由意志はなく「全てこちらに委ねられている」という気づきです。これ悟りです。完全に悟りです。彼は小学生時代にこれに気づいたのです。

自分がやるべきとをやればいいんです

チームメイトがどうであろうと対戦相手がどうであろうとも「ただ淡々とやるべきことをやれば」結果(化学反応)は起こる、、という悟りを開いたのです。周囲には反応をどう起こすかを決める自由意志がないことを見抜きました。と同時にこの体には「究極の自由意志」がありこれをどう使うかに全てはかかっている、、だから自分が大切になるのです。彼はこのスタイルで大リーグ記録を打ち立てたのです。

しかし

同時に彼はインタビュアーやチームメイトの行動にも厳しいという矛盾点を持っています。「周囲は反応でしかない」ことを野球を通じて悟ったにも関わらず、、、インタビュアーやチームメイトの練習態度に厳しいのです。これ矛盾です。周囲には自由意志はないのですから勝手に勝手にそれが起こるのです。彼の言論からは「しっかりと各々に自由意思がある」という意味の発言が多くみられます。

なぜならば

「究極の自由意志を所有した自分」という存在を認識しながら、、、周囲には「自由意志はない」は思えない。ここが矛盾です。結果を出す時「周囲は反応でしかない」ことを悟り練習に打ち込むが、そこを離れれば「完全な自由意思を持った人々」として付き合うのです。苦しい世界に逆戻りです。

本当は

誰にも自由意志はなくさらにイチロー選手にも自由意志はありません。イチロー選手のバッティングに周囲は反応ししそれが結果になり、、その結果がイチロー選手に影響し彼の中でただ反応が起こるのです。その反応の一つが「俺には自由意志はありし周囲にもある、、だから全員が自己責任だ」です。この思考は勝手に勝手に起こる時「苦しみ」が起こります。

自我肥大

イチロー選手の体の中には「自由意思を使い倒す俺と俺よりも使い倒せない周囲の自我」という認識が起こっていたはずです。その場合野球では結果を出せるがストレスも多いとなるのです。チームメイトにも記者にもストレスが溜まるのはこの認識ゆえです。ですが本当は「イチロー選手にも周囲にも誰にも自由意志は存在しない」です。この認識まで起こるようになりますと練習にも打ち込める、、さらに結果に対して自分を責めることも周囲を責めることもないという新たな境地に入ります。

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