全体が回収できない感情はない

今目の前の相手の感情は「存在しない」

我々が今見ている世界において、、友人との会話は面白いものです。ですが我々は大きな勘違いをしています。それは目の前の相手には感情が湧き出しているはずだということです。例えばブラックジョークを失敗し相手が怒ってしまった時、相手の心の中に怒りの感情が間違いなく湧いているはずだと推測します。。。ですが実際には何の感情も発生していません。なぜそこまで言い切れるかといえば、、今この現象を作り出している存在、根源こそが私という蜃気楼を通じてこの世界を見ているという錯覚ゲームをしているのでしから錯覚であればなんであれこの現象界で起こる全ては根源が責任を持って全て回収しているからです。友人の中で怒りの感情が湧いたならばそれは推測などのレベルではなく確実に感じなければならないのです、根源が。なぜ私は寂しい、私は悲しい、、私は辛い、、を感じることができるかろ言えば目の前の光景の中で湧き上がった唯一の感情を根源が全回収したからです。「私」が見ている世界において感情はたった一つしか湧き上がっていないのです。

友人の感情も自分の感情も根源しか回収できない

自分のこの体から湧いている(本当は違う)感情は感じることができるけど、友人の感情は感じることができないのはこの世界では自分の感情しか湧いていないからです。根源だけが感情の全てを回収できます、自分は感情を回収できません、なぜならばこの自分の体は画像に過ぎないからです。友人の体(画像)から湧き出した感情が存在するならば根源が責任を持って全回収します。ということは今完璧な感情でそれを感じます。自分という完璧に独立した存在が実在するならば自分の感情のみを感じることができますが、そのような存在が居ない以上、、自分も友人も、友人Bの全感情が湧き出した瞬間根源が回収できるはずです。

生まれてきてこのかた、、目の前の全ての景色で湧いていた全感情を根源は回収してきた

友人6人で旅行に行ってきたとします、、、友人6人全ての感情が湧き上がっていたと思うでしょう、、一人は最高だった、一人はつまんなかった、一人はまあまあだった、一人は憂鬱だった、、自分は前回よりも楽しかった、、、ところが実際には自分と呼ばれる画像からのみの「前回より楽しかった」だけが湧き上がったのです。残りの五人から一切感情は湧き上がっていません。なぜならば感情を回収しているのは根源そのものであり、、本当は「自分」という存在も居ないことから、、フラットに見てそれしか感情は湧いていないのです。それしか感情を回収していないからこそ「自分」の感情という勘違いが起きているのです。

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