深刻な無意識状態

エックハルト

エックハルトは、、、自我の活動に意識的でない状態を無意識状態と表現します。特に予期せぬ事態が起こった時などは深刻な無意識状態になり無意識自我が活発になるのです。人に喧嘩を売り、暴言を吐き、トラブルを起こしまくる状態です。もしくは中に籠り、お酒、タバコ、過食に走るなどの自傷行為に入ります。自我はある種現実逃避をして自己を守っているのです。自暴自棄とは逃避型の自己防衛とも言えます。ですがその場合自我は確実に生存ししかも自我の活動には無自覚なままです。結果「苦しい」というこの構造的生産物からは絶対に逃れることはできません。

自我の観察に入る

自我を放置しておけば、、、あらゆる活動をしてこの体を守ってはくれますが「苦しい」からは絶対に逃れられません。「苦しい」という犠牲の上に成り立つのが自我システムですからどこかで自我を観察する、意識するステージに入りたいものです。この体の中のは自我というセルフイメージが存在し、、そのセルフイメージがさも実在するかのように生き延びている、、この事実に向き合うのです。そしてそれはイメージですから傷つくのは不可能であり、何かを得ることも不可能、幸福になるのも不可能です。

でも私は傷つくし、たまに幸せにもなれる

でも私は傷つきますよ、、友人から悪口を言われれば傷つきますよ!!!!自我って実在しているじゃないですか??????違うんです実在していると信じているから傷つくことができるんです、「私が馬鹿にされた」とありありとイメージすることで、、、体が真実と受け止め、、傷つくことができているのです。馬鹿にされた和私は本当は絶対にいない!!!こう確信した状態で傷つくことはできますか????できません。

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