幻想を利用して悟る

大乗仏教

大乗仏教とはこの世界は幻想だが、、、でもこの幻想の中で生きていくのは間違いのだから、、この幻想をどやって自分好みの幻想にしていくかを説く教えです。いきなり悟るの無理ゲーだし、、だったら居心地の良い幻想の中で、、悟りを目指しましょう!!!という教えです。ところがところが、、、この最初の本当は幻想だが、、、、の前置きが崩れ、、、いつの間にか超現実の中でこの超現実と折り合いをつけるかの教えに成り下がってしまいました。

本当は幻想という真実

私たちはどうしても感じることを信じる傾向があるので、、、ハッキリと「物」と感じるこの世界を幻想とは思えません。ボタンのかけ違いから人生がスタートするので、、、宗教もそっちに引っ張られるのです。解釈が歪められてしまいます。釈迦、イエスの気づきが、、、、、凡人の解釈によって歪められていきます。これは本当はこういう意味なんでは???と人間の五感の方に引っ張られていくのです。

それでも

幻想を幻想と見抜きますと、、、もうこの幻想の有無には関心がなくなっていきます。これって半端なく価値がある椅子なんだよね!!に対しても「私も欲しい」が起きえないのです。だって幻想ですから。すると夢が変わっていきます、、物欲精神欲が薄れていきます。勿論それでもこの幻想の中で囲まれていきますが、、そこに関心が無くなっていくのです。そして生きる目標が「悟り」に絞られていきます。

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