神経症の連鎖

付き合わない

この世界に登場する人々の多くは神経症です。なぜならばこの個人が居てこの個人が人生を歩んでいるという錯覚を真剣に信じているからです。ですからここで出会う人々の多くは神経症的にならざるを得ないのです。そうなると真の安らぎの中で生きるには無理をして付き合わないことが重要になります。そして神経症的な動きがあってもそれを解決しようとか抱えこまないことです、なぜならばそれをコントロールできる個人は居ませんし、解決した「私」も本当は居ないからです。

大丈夫ですか???

働かなくて大丈夫ですか???貯金がなくて大丈夫ですか???持ち家がなくて大丈夫ですか???今の年金で大丈夫ですか????周囲は「私」にあらゆる心配をしてくるでしょう。ですがそれらの心配を汲んでこちらがそれに対応したところで何一つ幸福度が上がらないことは確かです。なぜならば物質的次元で安心を得ようとしても何一つそれは叶わないからです。見かけ上の安心を得ることで今度は異なったストレスを抱えるだけの話です。

幸福の定義

これを叶えたら幸せ、これを成就したら幸せ、、個人の人生を歩む人々はこれを信じて生きていくわけですがこれらの全部は推測の域を出ません。そして歩んでも歩んでも真の幸福が全く手に入らないことから神経症的になっていくのです。重要なことは早くそのことに気づき諦めること。真の幸福は悟り、覚醒、解放以外にないことを悟ることです。この瞬間幻想に向かって走るという焦燥感から抜け出せます。

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