この生き方はあの生き方よりも良い

エゴの策略

ああいう人生は送りたくないよね、あんな人生はごめんだ、、あんな人生を送れたら幸せだよね、、、エゴはあらゆる人生を比較し、、優劣をつけようとします。私の観念が映し出したあらゆる人生は私の観念によって優劣をつけられ、、そのように見せます。ですがこれこそが自我をこのストーリーに留めておく大きな力になります。自我はああなってはいけない、ああなるべきだ、、と一生懸命この人生に焦点を当てて生きていくのです。

あらゆる人生の外に

本当の私とはあらゆる人生の外にあります。あらゆる人生に気付く存在です、あらゆる人生をそのように見せる観念を構築する力そのものです。この世界にあらゆる人生があるように見せる観念そのものを作り出す存在です。そこに気づかせないがために自我は良い人生悪い人生を作り出し必死にその中でもがこうとするのです。ああなってはいけないと必死になればなるほど目の前の人生に焦点が当たり本当の自分を忘れていられるわけです。

私は人生ではない

私とはこの人生ではありません、この人生を作り出した全てです。この主人公、脇役、時間、空間、全てをひっくるめて本当の私です。この人生ドラマの脚本、プロデューサー、舞台、舞台監督、照明、音声、、全てです。本当は何一つ分離などせず分離しているように見えているだけです、その分離しているように見える仕掛けも私です。何から何まで私であり、、、全部が私であることからこれは空(絶対)の影なのです。

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