恋愛依存症と自我のメカニズム

恋愛とは強烈に自我が自我の存在を実感できる安心材料

恋愛の特徴、それは特定の誰かが、自分のことを一番と認めてくれることです。恋愛とは特定の誰かがあなたの存在を他の人間よりも第一優先にするという約束です。ですから自我はこの恋愛行動が大好きなのです。自我にとってあなたが一番と選んでもらえることは自我の存在を確固たるものできたと錯覚できるのです。もしも長澤まさみがあなたのことを好きだと選んでくれたならば『あなた』という存在を強烈に感じることができるはずです。世界に確固たる地位を築けるのです。ですから自我はこの恋愛を巧みに利用します。

本来存在していない自我にとって「あなたこそ特別」は最高の言葉

本来存在していない自我は自身の存在を認めてくれる存在、自身のことを称賛してくれる存在を探し回っています。誰が一番自分の存在を認めてくれるかです。認めてくれる=存在の保障、だからです。本当は存在していない自我にとって存在を保障してくれるかのような存在は神様のように偉大な存在になるのです。あの有名な社長が認めた、あの有名な偉人が認めた、クラスで一番の美人が自分を認めた、、、全て自我にとっては涎が出るような甘美です。

恋愛にトラブルが絶えない理由

そんな恋愛の多くには別れが訪れます、それだけ自我ににとっての保存プログラムがなぜ崩壊することがあるのでしょうか。それはある人にとって特別な存在であり続けることが非常に疲れるからです。パートナーの前でオシャレを維持し、体型を維持し、収入を維持し、安定を維持し続けるのは至難の技です。ですからどちらかが先ずこの耐久レースから降りるのです、そうなればもう相手にとって特別な存在から降格してしまいますから自我は非常に苛立つわけです。特別扱いしてくれないならばもうあなたは必要ないという逆切れです。恋愛とはお互いを特別視しあうことで成り立つ関係ですからこれは維持をするのに多大な労力がかかるのです。自我を満足させ続けるのは非常に骨の折れる作業なのです。