一日中の思考を観察する

ほぼ自分ありきの思考が湧き続ける

1日の思考を観察してみてください、ほぼ自分ありき、相手ありきの思考が湧き続けているはずです。自分という存在、相手という存在が実在しているかのような思考が湧き続けています。これはもう完全にストーリー、ゲーム、幻想の中に入り込んでしまっている証拠です。マリオがマリオありき、クッパありき、ピーチ姫ありきの悩みを抱えている状態です。マリオ、クッパの中に自由意志を所有する自我が存在するかのような悩みです。本当はマリオもクッパもノコノコも自動運転です。

自由意志はない、を徹底する

我々は何十年間も自由意志がある、、、を前提に生き過ぎてきました。ですから相手が何かアクションを起こせば相手の中の自我が自由意志を行使したと思うわけです。そして私がそれに反応した時も「自分」がそう判断したと思うわけです。この思い込みが全てです、本当は自由意志も自我もなく、、ただ思考が湧き上がっているだけなのです、そしてその思考は湧き上がると同時に気づかれます、気づきの意識に。

あいつ、こんなことやりやがって!!、、、いや待てよ。

あいつこんなことやりやがって、、、、待てよ、、、、そうか自由意志はないわけだから、、あいつの体を通じてそれが起こっただけだ、、、それをあいつはコントロールできないし、、そもそも自由意志がないのならばあいつすら存在してない、、、、こうなります。全部の行動がこのように再構築されるのです。これはトレーニングです。何度も何度もこれを練習するといつか相手の中に自我を想像しなくなります。

(Visited 2 times, 1 visits today)