目覚めすらない

目覚めるとは???

目覚める、悟る、覚醒する、、、これらは幻想上のストーリーの中で起こることであり、、真実という面から説明すれば実は何も起きていません。真実の中では悟りは閉じてもいないので開くことも、目覚めることもないのです。真実とは真実のみであって、、その中では何も起きないのです。真実の中で真実ではない思考が湧き上がることでその思考から目覚めるというストーリーが生まれただけです。真実は真実でしかないのですから本当は目覚めすらないとも言えるのです。

この世界はこれだけで自由意志も自我もない

真実はこれそれだけです、今この広がる世界、これが真実です。その中には自由意志という何か特別なものはなくただ何かが起きるだけ、何も名前が付けられていないこれが起こっているだけです。そこに言葉が現れ、名称が付けられた何かが現れ、ストーリーが出現しました。ストーリーの側からみればこれがストーリーだったという気づきが起き目覚めるという現象が起きるのです。ですが真実の側から見れば何も起きていないということになります。

騙し絵

騙し絵では老女に見えていた作品が実は若い女性だったという気づきがおきます。これこそがストーリーだと思っていたのが実はストーリーなど無かったという目覚めです。事実は最初から若い女性がそこには描かれているわけですから若い女性側からみれば何も起きていないということになります。老女であると勘違いしていた人から見た時に初めて若い女性(真実)に目覚めるということが起きるのです。我々は皆この幻想の世界に取り込まれていますから真実に目覚めるという現象が起きるのです。ですが真実は常にそこに普遍的に存在していたのです。

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