人もいなければ自由意志もない

あなたの視界で認識できないことは存在しない

目の前に友人が居るとしても、その友人の感覚、「これが私だ」という感覚を認識することはできません。目の前にいる確実に人間として見えるその友人が確固とした確率した自我があることをあなたは認識できないはずです。認識できない=事実ではないということです。あなたを通じた全存在が認識していないことは事実ではない。これに行き着きます。友人が次から次へと自身の意見を述べてきたとしてもその意見がその友人の中から湧いていることを認識できません。認識できるのは言葉と表情のみ、つまりそれだけが事実です。それ以外は事実ではなくただの予想です。

友人と旅行に行っている間

友人と4泊五日で旅行に行ったとしてその間友人とは何十時間と話をすると思います。一緒に食事をして一緒に寝て、一緒に観光して、、、その間あなたが認識していることだけが事実です。途中友人が悩んで考え込んでいるように見えてもその思考は見えません、感じることができません。それは事実ではありません。あなたの前から友人が離れて一日中一人行動をしたとしてもその間その友人はあなたの視界から消えます。その間その友人はこの世は居なくなります。これが事実です。

旅行中あらゆる人々に出会うとしても

旅行中あらゆる人々に会ったとしてもその人たちはあなたの前から外れた瞬間からこの世には居なくなります。あなたが認識できなくなったらもうそこには居ないのです。全存在が認識していないことは事実として起こっていないのです。ただそれだけです。事実は認識していることのみ。全存在が認識していないことは事実として起こっていないということです。

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