無知無能

無限の体験

全知全能の神がそのまま人間をやればこれは全知全能ですからなんの体験も生み出しません。人間は全知全能ではなく無知無能、、だからこの人間主体の体験は新しいのです、無限の体験を生み出してくれます。ですがこの無知無能の体験は常に苦しみを生み出しますから出来る限りここから去りたい、ここを抜け出したいという衝動が起き続けるのです。この衝動こそが人間体験を神体験まで昇らせることになります。

1億円プレゼントされて断る人間はまずいない

宝くじで1億円当たったけれど取りにいくのが面倒だから行かない、、そのような人間は稀です。それはなぜか???人間は今苦しいからです、苦しいから1億円でもしかしたら楽になるのでは???と期待します。ですが実際には1億円で苦しさが消えることはなく、、、ゆえに人間はお金に絶望したら名声、評価、生きがいと次々に次の獲物、目標に走るわけです。ですが自分自身を小さな小さな個人であると勘違いしている期間は満足が起きるわけがなくこの戦いはエンドレスに続きます。

全部を手に入れて

全部を手に入れることには意味があります、、、腹の底から「手に入れるでは、、満足はない」を実感できるからです。この時に次の目標に向かって頑張る、、は起きない、、、その時には、、、この自分というカラクリが嘘であることを実感したい、悟りを実感したい、全体であることを思い出したい、、、に目標がシフトします。この目標は最後の目標であり、、個人の達成の終焉です。

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