二元世界創造機、人間の意識

人間は名前を暗記するとそれをこの世から分離してみせる

この二元世界の創出は人間の機能あってこそです。人間は脳が極端に他の生物に比べて進化しその結果記憶機能、文字を扱う機能が発達しでありした。言語脳ですね。これによって共通認識で岩や花、滝、湖と、、、自然界の現象に名前をつけていったのです。そしてそれらを可能にしたのは記憶があるからです。共通認識で自然界に名前をつけることで生活は非常に便利になったと同時にその名前を付けた部位が完全に全体から分離することになります。これによってダイナミックなアートであるこの世が徐々に人間にとって生活しやすいただの背景になっていったのです。

小さい子供がサッカー場に行けば

小さい子供がプロのサッカー選手を観たくなってサッカー場に足を運べば、、、そこにはダイナミックなゲームが展開されるアートになります。ところがです、大人がサーカー場に行くとそうはならない、、、ただのサッカー場です。子供が見ている世界と大人が見ている世界はハッキリと違うのです。大人はあらゆる名前を覚えてしまったのでサッカー場に行っても様々な物が目に入ります、しかも分離して。子供は名前を知らないからこそ目の前にダイナミックなサーカーの試合、スタジアムが目の前にあるのです。だから子供は終始ワクワクが止まらないのです。

人間は便利な生活を手に入れる代わりに生気、活気をこの世から奪った

人間は多くの生命現象に名前をつけることで便利な生活を手に入れることができました。ですが同時にこのダイナミックなアートは殺風景なガラクタ、活気を失った物質、人物に成り下がったのです。これは人間の進化においては必然なことであり良い悪いの話ではありません。人間が進化の途上でそのような道を選んだということです。だから釈迦はそのことに気づき、この世は苦であると伝えたのです。ですがそれも進化の途上ゆえです、人間の苦しみが解明されてきたこれからは全く違う進化を迎える可能性があります。

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