なぜ人間を信用できないか?

これは簡単、自分自身が損得で生きているから

人間関係の面白いところは、自分自身が損得勘定で生きているから、、相手も損得勘定であることは間違いがない、、だから相手を信用できない、、という理論です。自我とは思考のことでありゆえに思考に乗っ取られています。この思考の本質は自我を守ることですから損得勘定で当たり前なのです。どんなに素晴らしい人柄に見える人も思考を自分であると勘違いしている時点でどこまで行っても損得勘定なのです。自分=体+思考+感情ですから損得勘定以上の関係など作れないということです。

友人も損得勘定

残念ながら友人という存在ももちろん思考を自分自身と思っていますからどこまで行っても損得感情です。親友だろうと幼馴染みであろうとこれは何も変わらないのです。損得勘定がデフォルトです。別にこれは悪意があるということではなく思考にはそれしかできないというだけの話です。思考を自分であると思っておいて思考を人間関係に使わないわけがなく自分の原材料が思考ですから当たり前の話です。

人間関係を通じて無我にはいる

人とコミュニケーションをとっているときに相手の言動に集中していきますとそこから無心、無思考、無我に入って行くことができます。「自分」のことを一切考えなくなることでそのまま「無我」が相手の話を聞いている状態に持っていけるのです。このときコミュニケーションを通じた平和、歓喜、安堵が始まります。コミュニケーションを通じて自我が抜け落ちますからそこには損得が無くなるのです。本当のコミュニケーション神と神のコミュニケーションが始まります。

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