起動からアプリケーションが止まらなくなったPCの末路

作動が止まらなくなったPC=人間

人間は分かりやすくいうと動作が止まらないPCです。PCを起動したにも関わらずあらゆるアプリケーションが起動し続けて止まらなくなることがあります、最終的には強制終了をかけるのですが、、また起動すると同じことが繰り返されてしまう、、、これが人間の苦しみです。PCのアプリは相互に反応して起動が止まらなくなっています。例えばウイルス性のリスクがPCに起こるとウイルスバスターが起動しますがこれによってまたウイルスが起動する、これによってまたウイルスバスターが起動する、、みたいなことが延々と起こるようになります。これが思考と感情で起こるメカニズムです。負の感情が起こりそれを消し去ろうと思考が起動する、思考が起動すると負の感情が起動する、、、、パンク。

このメカニズムに気づけばアプリをオフにする

もしもこれがPCで起きた時PCに詳しい人間はアプリ(思考)の起動をオフにします。アプリ設定に戻って起動オフにするはずです。これによってもう一つのアプリ(感情)の起動も自動的に起こらなくなります。PCに関してはアプリ設定に画面に意識を向けることでこれを行います。人間であれば思考の起動に意識を向けることでこれをオフにすることができます。感情が起こった時に思考が立ち上がるのが定石ですがこの瞬間に意識を向けることでアプリ起動(思考)をオフにします。

起動が止まらなくなって苦しんでいるにも関わらずあらゆる思考をアップデートし続ける人間

感情が起き上がった時に思考が立ち上がり、それによってまた負の感情が湧いてくる、、また思考が起動される、、この負のメカニズムに気づかない人間は思考をアップデートしようと頑張ります。もっと優れた思考(価値観)に切り替えれば負の感情が起動しないはずだ、、、こう考えます。ですがどれほど優れた思考を手に入れようと思考が起動することでまた負の感情が起動するというメカニズムは変わることはなくこの作戦は徒労に終わるのです。

アプリ(思考)オフは絶望

いよいよ負の感情抑制に疲れ果てた人間は絶望的な気分になり始めて思考起動をオフにします、、、するとまさかの負の感情が湧かなくなる、、というジョーク。今までの努力は一体なんだったのか?というズッコケです。あなたの思考が幼稚だから、あなたの価値観が低いから、あなたの情報が古いから、、、このような固定観念で思考をアップデートしてきたにも関わらず実はこの思考の自動起動こそが負の感情を起動させていたのだという深い気づきが起こるとき負の感情の連続起動は終わります。重要なことは負の感情が起きた時に思考を起動させるのではなく思考アプリをオフにするということ、、労力は遥かに低いことです。

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