本来は存在しないからこそイメージに固執する
将来はこんな風になって活躍した、将来はこんな家庭を作って幸せになりたい、、、偽りの自己は本当は存在しないからこそイメージに固執するのです、もしくは過去という中で偽りの自己は実在していたことを強く主張します。過去に未来にイメージを強化することで自己存続にかけるのです。全ての行動原理は自身が偽りゆえの延命行動なのです。
本当は過去にも未来にも存在できない
セルフイメージが今に存在できるわけがなくゆえに未来にセルフイメージを作ることで意識をそこに向かわせます。もしくは過去にセルフイメージを作り自身の存在を保持しようとします。ですが「この体この思考は自分」というのはイメージですから、、、どこに意識を向けようと存在はしていないのです。
意識が将来に向いている間
本当の自分とは今この瞬間そのもの、今この瞬間を作り出す全てです。今この瞬間において「この体この思考が自分」という思考は真実ではなくフェイクですから、、今ここに意識を向けることを嫌うのです。偽りの自分を肥大化するためにはここに意識を向け続ける必要がありゆえに未来にそのイメージを意織し過去にそのイメージを意織することでこれを保持しようとします。今この瞬間に意識を向ける(大いなる存在)ことと偽りの自分を保持することは相容れないということです。