大いなる一つ

夢の中に出てくる成功者について

あなたの世界に成功者が現れたとして

これは夢です。ワンネス、大いなる一つが見続ける夢です。この夢の中であなたの近くに成功者が現れるかもしれません。そしてあなたはその成功者が何故成功したのかに非常に興味を持つかもしれません。そうすると不思議なことにこれは夢ですからちゃんとその成功者が成功者になったサクセスストーリーが浮かび上がるのです。幼少期に苦労をしてそこから養子に出され一念奮起して事業を起こした、、、、といった例のやつです。ここであなたはなるほど!と感動するでしょう。ですがこれは夢ですからもしもあなたがそこに興味をそもそも持たなかったからその成功者のサクセスストーリーはこの世には存在しません。あんたが彼の生い立ちに興味を持ったから彼の生い立ちがこの夢の中に誕生したのです。

成功者が成功の仕方を教えてくれた

もしもあなたがその成功者に対し成功の方法を教えてくれと懇願したら、その成功者は躊躇せずにその方法を教えてくれるかもしれません。この夢の中で。ですがもしもあなたがそこに興味を持たなかったら彼の成功方法はあなたの世界には存在しないのです。これは夢ですから。あなたがそこに興味を持った瞬間に彼の成功法則が誕生するのです、夢の中で。マーケティング勉強した、マーフィーの成功法則を使った、本田宗一郎の本を読んだなど、、具体的な成功法則が聞けたとしてもそれはあなたが聞いたから誕生したのです。聞かなければその事実は存在すらしていません。詐欺のような展開ですがこれが夢です。

証拠物件は探さないと出現しない

何かあればあなたはその理由を確認するでしょう。友人が億万長者になった、友人が離婚した、友人が自殺した、、友人が国民栄誉賞をとった、、こんなビッグニュースを聞けばあなたは当然その理由を聞きたくなるはずです。そして聞けばそれなりの要因を教えてくれるでしょう、その友人が。宝くじに当たったんだよ、妻が浮気をして、重い病気になって、、研究が評価されて、、、、などなど、、ですがこれはあなたが友人に聞いたから誕生した要因です。聞かなければその事実は誕生していないのです。これが夢です。大いなる一つ、ワンネスが見ている夢はこのように構築されています。

犯罪ばかりする悪人について

夢の中では何でも現れる

あなたの周囲でもしかしたら犯罪ばかりしてしまうような悪人が登場するかもしれません。ですがそれもワンネスが見る夢の中での登場人物にすぎません。そこまで深刻に捉える必要がないのです、勿論そのような方から被害を受けることを甘んじて受け入れろということでもありません。しっかりと距離を置き自身を(夢の中で)守ることを重要でしょう。大切なことはその悪人になってしまった人の生い立ち、家庭環境、今後の人生などについて思い悩む必要はないということです。あくまでこれは夢の中での登場人物に過ぎないということ、だからこそそこに原因や因果を探っても意味がないということです。

悪人の生い立ち、家庭環境、、、

これは夢です、ワンネス、大いなる一つの夢です。この夢であなたの近くに悪人が登場したとして、その場合詮索をする人はその人の生い立ち、家庭環境、何故このような行為をするに至ったかについて思いを馳せるかもしれません。ですがこれは夢です。起きた原因などあろうはずがありません。ただそれが起きたのです。もしもあなたがそこを詮索すれば家庭環境が悪かった、周囲の友人関係が悪かった、不慮の事故で健康を損なったなど色々湧いてくるはずです、ですがそれも夢です。詮索したら夢が広がっただけです。詮索すると夢が広がったという事実を思い出してください。

悪人が悪人になった要因を探せば当然それなりの原因が出てくるが

これは夢です。夢の中で悪人が出現したとしてあなたがその悪人が悪人のになった要因をあなたなりに探せば必ずその答えは出てくるでしょう。それはこの夢の中であなたがそこに興味を持ったからそれが現れたのです。もしもそこにあなたが興味を持たなかったらまさかまさかその原因、要因はこの世にはありません。夢ですから。あなたが興味を持たないことは夢に出てくることはないです。

これは夢だから戦争も起きるしコロナも蔓延する

夢である以上何でも起きる

これは大いなる一つが見る夢です。夢ですから何でも起きます、戦争も起きればコロナも起きます。宇宙人が出現したり、サイババの手から灰を出します。空中浮遊する人間が現れれば透視能力家も現れるでしょう。なにせ夢ですから。誠実俳優の不倫も、犯罪者の人助けも、、何でも起きるのが夢です。

夢である以上ハッピーとアンハッピーは交互に起きる

最初から最後までハッピーな映画を観るほど退屈なことはありません。恐らく全く人気が出ない映画でしょう。人気映画は主人公が悲劇にあい、そこから立ち上がり、ハッピーを手に入れる、、そこから友人に裏切られ奈落の底に、そこでまさかのビジネスを発見し再起を図る、、こんな感じでしょうか。夢ですから単調=退屈で耐え難いのです。なにせ大いなる一つが見ている夢ですから大いなる一つが退屈になったら即内容を書き換えるでしょう。そこに主人公(あなた)の意思など全く関係はありません。映画の主人公のが配役や内容に口出しできないのと同じです。

トムクルーズ は映画の内容に関与するが、、

ハリウッド映画ではトムクルーズはガンガン監督に意見を言い内容を書き換えていきますがこの映画、夢ではどうなのでしょうか。残念ながらこの映画は大いなる一つが監督し、大いなる一つが主人公の映画です。最初から監督、主人公が一致しています。監督と主役の言い合い、ディベート、討論はないのです。監督・大いなる一つ、主役・大いなる一つです。映画は毎秒ごとに書き換えられていくので誰もこの先は読めません。これを映画、夢と腹落ちさせるしかこの映画、夢に翻弄され続ける人生が続きます。最終的には夢から覚める以外に平和、安堵、歓喜はこないのです。

これは夢だから親友を信頼するのは危険

夢の中では人は変幻自在に変化する

信用していた人が突然裏切りお金を全て奪われた、、これは夢ですからこんなことは普通に起こります。全存在がそのような夢を起こせばそれは起きます。ただこれだけです。信用していた人が実は自分を裏切り業界から干された、、このようにこれが夢だからこそ何でも起きます。夢の目的はあなた(全存在)を夢の中にドップリと浸からせて喜劇、悲劇を味わい尽くすことにありますからそのためならば何でもやります。夢から覚めようとしない限り喜怒哀楽、浮き沈み、七転八倒、が起きてあなた(全存在)を退屈から守ってくれます。夢中になるように。

夢だから裏切った友人を許すのもあり

あなたを裏切った友人も夢の中で突然裏切り者を担当することになっただけで何の意味も裏事情もありません。ですからそんな友人を許すのも一つです。ですが勿論また裏切るかもしれませんが。ということでこの夢物語の中での友人、他人、家族、どんな人であっても信用するのはやめた方がいいでしょう。大いなる一つが夢の内容を書き換えれば家族すらも裏切り者になります。そしてそこには全く意味も裏事情もありません。夢ですから。

人は色々な理由、意味、裏事情を探るが

夢である以上、大いなる存在がそのような夢を創造すればそうなるのであって夢の登場人物の発言、行動には何も、何も事情はありません。ただそのような配役が当たっただけです。悪人になった友人は家庭環境が悪かったのでは、親から虐待を受けていたのでは、、などと事情を探っても無駄です。これは大いなる一つの夢だからです。なぜあんな性格が良かった友人が殺人者になったのか?これは夢ですからそれも起きます、そこに意味は何もありません。

映画「マトリックス」はこの夢から覚めるヒント集

大いなる一つは自身をNEO(キアヌリーブス)と勘違いすることからスタートする

マトリックスの映画はこの夢から覚めるための教科書です。大いなる一つが自身をNEOと勘違いすることからこの映画はスタートします。主人公は仲間からこれは夢だということを教わり、半信半疑ではあるもののその真意を確かめようとします。するとエージェントが現れその活動を阻止しようとするのです。この夢の中にどっぷりと浸からせるためにあらゆる形をとってエージェントは出現しこれを阻止します。友人だと思っていた相手が突然エージェントに書き換わることなどこれが夢であることの一つの特徴です。これは夢ですからそこに出てくる登場人物は変幻自在で書き換えられていくのです。

昨日まで良き理解者だった友人が突然エージェントになる

我々が見ているこの夢ではこれまでの親友が突然エージェントになることがあります。これは夢ですから当然なのです。昨日まで性格が悪かった友人が突然に誠実になることもあるでしょう。夢ですから。あなた(全存在)が夢から覚めないように変幻自在で人はエージェント化していきます。夢ですから。主人公ネオは無心になって戦い続けていくことで突然夢から覚め自身が大いなる存在であることを思い出すのです。その時これまで最強だったエージェント達は崩壊します。ネオが夢から覚めるポイントになったのが武術です、無心、無我こそが夢から覚めるヒントであることを物語っています。無心、無我状態とは大いなる一つとのアクセスポイント、大いなる一つを起こすゲートです。

夢の中であなたが認識していないことは起きていない

昨晩あなたが見た夢の中であなたが認識していないことは確実に起きていない

これはあなたが(全存在)が見ている夢ですからあなた(全存在)が認識していないことは夢の中では絶対に絶対に起きていません。夢の中であなたが認識していないことは絶対にないのです。凄い悩んでいる友人がいても何を悩んでいるかあなたが認識していないならば中身はないのです。存在しません。これはあなたが見ている夢ですからあなたの許可なく何かが勝手に起こっていたなどあり得ないのです。

夢を見ている時のあなた(全存在)の気分は夢の内容に大きく影響する

夢を見ている時のあなたの気分は夢の内容に大きく影響します。ストレスフルな時のあなたの夢の内容が残虐な時が多いようにあなたの気分はこの夢物語の内容に大きく影響します。だからなるべく気分良く過ごすことは重要です。ですがもしもハッピーしかない夢物語だと退屈の苦しみが襲ってきますから結局はあらゆることがこの夢では起こります。夢である以上、不足感が湧き続けるのは間違いないからです。この夢物語の初期設定は不足感です。大いなる一つが人間を主人公にしたこの夢は欲求不満が基本です。大いなる一つという壮大無変な存在がこんなちっぽけでひ弱な存在を主人公にしたてあげれば欲求不満が自動的に湧き続けるのです。

夢だと気づけば気付くほどに深刻さは確実になくなる

このブログは私(全存在)が夢の登場人物(全存在の現象)に向かって夢から覚める方法を説くという意味不明の活動です。私(全存在)が人間の私(全存在の現象)の体を借りてその他の登場人物に夢から覚める方法を説くという意味不明なことをやっています。夢から覚めるのは全存在であってこの夢の登場人物(主人公)、登場人物(その他の人々)ではありません。登場人物はこの夢のキャスターでありキャスターの夢を覚ます必要はないのです。

自分=ストレス発生器ならば自分を無くす以外にこのストレスは消えない

安心してください、全部を手に入れたあの人も同じストレスを抱えている

自己啓発本、成功法則本、あらゆるノウハウがこの世には出回っていますが、その作者はしっかりとストレを抱えて生きています。著名人、有名人が成功ドキュメンタリードラマになり放送されていようとその人は今もなお確実に苦しんでいます。人生とは悩みの種類が変わり続けるというストーリーである、悩み、ストレスが無くなることは絶対に絶対にありません。それはこの心身こそが自分自身だという勘違いこそがこのストレス発生源だからです。

不幸そうに見えるあの人も、幸福そうに見えるあの人も同じストレスを抱えている

自分は人間であるという勘違いをしている限り、幸福そうに見える人も、不幸そうに見える人も、人生ストレスの総合量はほぼほぼ一緒です。なぜならばストレス、欠乏感、欠落感の発生システムとは自分をこの心身だと勘違いすることから生まれているからです。この誤解、錯覚を抱えた状態でいくら稼ごうと、いくら人気者になろうと、いくら崩壊しようと、、トータルストレスは変わりません。欠乏感からの逃避行動が今できているか、いないか、、ただこれだけです。

どれほどの徳を積もうと何も関係がない

あの人は人格者だ、あの人は徳が高い、あの人は運気が良い人だ、、、、幸福に関して全部嘘、偽り、偽証です。幸福しかないと宣っている人はそう偽ることで何かしらの利益を得ようとしているだけです。残念ながらこの心身こそを自分自身と勘違いしている、これが人生ドラマだと気づいていない時点で不足感、欠乏感の根本に気づいていません。良い人、人格者が不足感の呪縛から解放されると思っているとしたらまだまだ甘いということになります。不足感、欠乏感は大いなる一つがこの心身こそが自分だと勘違いすることから生まれるのであってそこに人格や徳の多少は何も関係がないのです。

今がどんなに苦しくてもその苦しみの全ては悟るためにある

苦しみの全ては悟り解明の衝動

苦しみとはなんでしょうか、苦しいという感情はどこから生まれるのでしょうか。苦しみを解決する人が現れたならばこれはノーベル賞100個分の価値があるといっていいえしょう。しかしこれまでこの問題を解決して評価された人はなかなかいません。実は釈迦、キリストはこの問題を正確に解明し答えを出しました、結果大々的に二人は評価を受けましたがやがてはその教えは形骸化しそして書き換えられ事実無根の内容になってしましました。苦しみの解明は大変ショッキング過ぎて正確に伝わっていく内容では絶対にありません。

苦しみとは何か?それはこの心身こそが自分だという勘違いから始まった

苦しみとは何か?答えは明快です、この心身を自分自身と勘違いすることからスタートします。この体、そしてこの思考、感情を自分のものと勘違いすることでこの人間ゲームはスタートするわけですがこれが誤解、錯覚、間違いなのです。結果はこの人間ゲームでは何を達成しても、何を手に入れても、何を評価されても不足感、欠乏感が湧いてくるという無限地獄に突入します。答えが永久にでないこの地獄が続くわけです。世界中から評価された俳優がドラッグ中毒になり、世界中から称賛された政治家が自殺をする、世界中から評価された科学者が鬱で苦しみ、世界中の富をえた資産家が飛び降り自殺をするという答えが見えないゲームがスタートするのです。

答えは簡単、この心身が自分ではないと見抜くこと

この心身が自分ではないと見抜いてしまえばこの不足感は湧いてきません。大いなる一つがこの心身を自分と勘違いすることでこの人間ゲームはスタートしますが同時に不足感、欠乏感が自動生成されるというおまけが付きました。この不足感、欠乏感を埋め続けるという人生ドラマがスタートするわけです。大いなる一つの代替品を探し求め続ける旅です。大いなる一つに再び戻る、洗脳が溶けるまでこの欠乏感、欠落感は続きます。

苦しみたいのは自我ではなく無我

ここを勘違いしてはいけない

自我、思考は苦しみを生み出すためのメカニズムであってこのメカニズムを採用しているのは無我、ワンネス、大いなる一つです。自我が人間を苦しませたがっているのではありません、自我とはこの心身を自分のものとする思考であり、この思考も全存在、ワンネスから湧いてきているだけです。苦しみを作り出しそれを認識する全存在があるだけ。我々人間(本当はいない)はこのメカニズム上で苦しみを湧き出させる機能です。ですから最初から最後まで悪者はいません、苦しみを味わいたい全存在がそう仕組んだだけのことです。

このメカニズムから抜け出すのを決めるのも全存在、ワンネス、、、人間(本当はいない)に決めることはできない

どのタイミングでこの苦しみのメカニズムが抜け落ちるのか、これを決めれれる人はいません。人は苦しみを作り出すメカニズムの名称ですからそこに解除の決断はできないのです。ワンネスが自我を利用して苦しみ体験をしているだけ、これだけです。

夢を作り夢を見ているのも全存在ですから夢から覚めるのも全存在

夢を作り、夢を見ているのも全存在、当然夢から覚めるのも全存在です。我々人間はその中で苦しみの感情が湧き上がるための道具でしかありません。もちろんこの道具無くして苦しみを経験できないわけですからこの道具は価値があります。価値がないものもありませんが。いつこの夢を見ている全存在が夢から覚めるのかそこは興味が出るところです。人間は苦しむための道具ですからもしも今あなたが苦しんでいるならば役割を全うしている優秀な人間です。

思考モードの人の行動は予想がつかない、無心モードの人の行動は予想がつく

思考モード全開の人は常に反応を繰り返している

思考モード全開、自我モード全開の人の習慣は反応に次ぐ反応のみです。何かしらに反応をし続けているのが思考モード、自我モードです。毎日朝起きたら何をするかが全く決まっていません、その時その時に反応し続けているだけなのでやたらと忙しく見えます。そしてやたらと顔が疲れています。感情の起伏が激しくなり、思考の起伏も激しいという共通点があります。

無心モード全開の人は常に同じことをしている

無心モードの人の特徴は同じ所作、作業をくりかえしているという点です。無心モードに入ったらその行動を続けることが一番の歓喜、平和、安堵ですから自ら進んで他の行動に切り替えるなど基本しないのです。そして飽きたら違う行動をとり、そしてまた元に戻っていきます。外から見ていると3パターンぐらいの行動をひたすらに取り続けているように見えます。所作に入り込むことが重要であり1日にいかに多くの雑事をこなすかには興味が湧きません。

思考モード全開は夢に埋没している

無我モード、無心モードは現実にいないような印象がありこのモードは夢の中にいるかのように思えますが実は真逆です。無我無心モードこそがこの夢物語から一瞬抜けた状態なのです。夢物語にいないということはどこにいるのか?それは全存在、空、ワンネス、大いなる一つです。そして思考全開、自我全開の状態こそが夢物語どっぷりになるのです。いかに長い時間を自我による勘違いした状態から脱却できるかがこの夢物語を軽々と生きていけるかになります。