自己超越というマズローの教え

マズローは悟っていた

私は中学生の頃にマズローの欲求五段階説を本屋で立ち読みした際に興奮したことを今でも覚えています。人間には欲求があり、この欲求に階段がある。生存欲求から始まり、所属の欲求、社会的欲求や承認欲求、最後が自己実現欲求であると。最後の階段は自分が好きなことで世の中の役に立つ、、これに痺れました。立ち読みながらも興奮したのを今でも覚えています。そして自分自身が好きな仕事で食べることが出来るようになった時に実は自己実現欲求の先に自己超越という段階があることを知りました。これは私が25歳ぐらいから研究していたテーマとガッツリ合致したのです。やはりマズローは只者でない、そう確信したものです。

自己超越という言葉は凄い

悟りとは自己超越です。素晴らしい解釈です。自己を超える、、まさに完璧な表現。多くの方は悟りを自己の究極の形であると誤解しています。悟りを完璧な自己と誤解しています。違います、悟りとは自己を超えた状態、自己から離れた状態、自己のカラクリを見破った状態のことです。マズローは人間を研究しそこまで掴んでいたのです。マズローの観察眼はまさに自己を超越しています。非常に興味深い人物です。

自己実現で人生は完璧になると信じていた

20代に仕事でストレスを抱えていた時、私は仕事さえ好きな仕事に就ければ絶対に究極の幸福状態になれると信じていました。これほど仕事がストレスフルならば仕事でストレスさえ無ければ人生は最強になると。幸福でい続けるに違いないと真剣に考えていました、ですが実際はそうではない。どんなに好きな仕事で食べれていてもやっぱりもっともっとが湧いてきます。このもっともっとはいつでもどこでも自分を襲うのです、マジか?!という心境です。ですが今はわかります、人間というこの存在をどう捉えるかで苦悩は延々に続くことを。

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