ソウルメイトを探す無意味さ

ソウルメイトは自我が作り出したエンタメ

スピリチュアルの分野ではソウルメイトという魂の縁が深い関係の存在がいると言われています。例えば親や兄弟、親友や恋人、、、などなど現世での関係だけでなく過去世、来世と繋がる関係性。自我は延命措置、自己保存が大好きですから今世が終わっても来世とこの自我を持ち越したいのです。その中でもこのソウルメイトという考え方は自我の存在をより強固にできるアイデア、エンタメです。このアイデアを心から信じれば当然そのような現実を認知することもできます。それが観念です。

ソウルメイトを追いかけている限り至福には至れない

ソウルメイトという考え方自体は素敵な考え方ですがこの考え方に執着していても至福には至れません。ソウルメイト、自我、個人という者がこの世には絶対的に存在するという考え方は分離を意味しますがこの分離こそが苦しみを作り出すメカニズムです。この世には分離した独自の存在はいないという事実を理解する以外に至福に至る方法はないのです。そして至福に至るのは当然個人ではなく個人の消滅です。

個人の欠落、魂の欠落、、、消えてなくなった時に至福がそこにある

まさか自分自身の存在がこの苦悩の原因とは、、こんな落ちはあるでしょうか。吉本新喜劇のズッコケです。自分自身の存在がただ苦しみを作り出していたとはこんなギャグ、ジョーク、、、信じられない結末です。一体この幸福を懸命に追い求め努力してきた我が人生は何だったのか。。。究極のどんでん返し、究極の勘違い、、究極の誤解です。

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