サーフィンで至福を体験する

サーフィンは小さな悟り体験

サーフィンというスポーツがヒッピー文化の象徴の一つになったのは納得できます。波乗りをしている瞬間人は全部の記憶が飛びます、過去のことを思い出しながらサーフィンするのは不可能です。サーフィンは波に乗るスポーツですが波のパワーは凄まじく波に乗った瞬間記憶が飛びます。記憶が飛ぶということは自分が人間であることを完全に忘れるのです、その瞬間神に戻ります。これは神の見る夢です、夢の中では神は人間になり切っているのですがサーフィンしている最中はその事実を忘れます、うっかり神に戻ってしまうのです。人間活動に没頭していた神がその瞬間だけ神に戻ります。半沢直樹になり切っていた堺雅人がサーフィンをしているその瞬間堺雅人に戻ります。サーファーは毎週人間から神に戻るために海に向かうのです。

サーファーがより大きな波を求めるのはより大きな神に戻りたいから

私もサーフィンをしていたので分かりますが、サーファーは実力がついてくると徐々に大きな波を求めるようになります。恐怖すら覚えるような波をあえて求めて車を走らせます。それはなぜか?大きな波であればあるほどに乗れば思考がぶっ飛び、記憶もぶっ飛び、自我が外れ、時間が外れ神に戻るのです。その瞬間この夢から覚めて神に戻ります。神は人間活動をするための条件、思考が外れます。全感覚、意識が体、波に向きその瞬間神は自分が人間であることを忘れて神そのものに戻るのです。

何かに集中すると至福が襲ってくることを学ぶ

私自身サーフィンにハマっていた時はなぜこれほどまでの至福感に包まれるのか全く分かりませんでした。その至福感は海から出て数時間も続きます。この感覚はなんだ?多くのサーファーはなぜかは分からないこの至福感が忘れることができず海を目指します。サーフィンは波という自分ではコントロールできないパワーと向き合うスポーツゆえ集中力が研ぎ澄まされます。考え事をしながらできないのです。要は集中せざるを得ないスポーツということです。この原理はなんでも応用できます、集中できれば至福が襲ってくる、集中すれば神は神に戻る、、何をするにしても自分が人間であることを忘れるほどに集中することは大切です。

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