青いサングラス

もしも

もしも我々が青いサングラスをつけて生まれてきたならば、、「青い」という色を発見することは不可能です。青いサングラス越しに青のグラスを観て見てください。黒く写ります。つまり青は青だけを認識できないのです。周囲はあなたに青いサングラスを付けているのだから、、青をちゃんといつも観ているよ、、と言うでしょう。ですが、、それが青だ!!!!という認識は起きようがないのです。これがこの現象界の絶対的ルールです。

この世界の全現象は非全現象しか認識できない

つまりこの世界で起こる色、香、温度、風、思考、感情、、概念全ては、、そうでない存在でしか認識できないのです。今ここでその認識を起こしているのは非全現象です。青でもなく赤でもなく、色でもなく、光でもなく、熱でもなく、時間でもなく、空間でもなく、意識でもない、、「それ」が認識を起こしています。そして我々の本質は間違いなく「それ」です。

この自分

この自分、体の中にいる自分、自我、私を認識しているのは「自分」「自我」「私」ではないもの「それ」です。ですからこの世界に誕生した「私」は偽物です。。認識できるということは「非私」が「私」を認識しているのです。その非私とは、、色でもなく、思考でもなく、感覚でもない、、「それ」です。認識がこの現象界で起こるということは我々の本質は「非認識」でもあります。空が「不変の自己」と呼ばれるのはそういう意味です。

空を感じる

徐々の徐々に空に迫ってきました。自我だと思っていたのが「意識、大我、真我」に変わり「意識、大我、真我」だと思っていた存在が実は空、不変の自己であったという認識に変わっていきます。空を感じれるようになります、、常に現象を通じて、意識を通じて、、空を感じるのです。空感体験、、からの空体験です。

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