狂う雑念

右手で何かを掴むまでは

雑念から焦点を外そうとしますと狂ったような抵抗にあいます、見事なまでの抵抗です。意識はこの思考に意識を集中させてこの体を生き伸ばせてきましたから、、勝手に思考から手を離すなどするわけがありません。この体のセーフティーネット=思考です。ですから思考を止めて、、、などのスローガンは無意味、無策、無駄です。そこで重要なこと、、それは理屈でまずは、、なぜ雑念に意識を意識しなくていいか???雑念がなぜ無駄か???を理解することです。頭でははっきりとその無駄を理解できますと、、あとはエクササイズで取り除くことに専念できます。

思考を一生無くすのではない

思考が悪いのではないんです、、思考集中モードが苦しいということです、、、勝手に次から次へと雑念が湧くのが苦しいのです。この状態が悟りの正反対の位置にあります。悟りとは思考からの脱却です。そしてこの社会では勿論思考は必要になりますから、、思考は使うべき時のみ使う道具に戻します。そのためには意識を思考に集中させることを辞めさせます。

思考に毒されているかの確認

思考法、瞑想などをやると、、、自身がどれほど思考に毒されているかが分かります。つまり思考が勝手に湧いてくることに嫌でも気付かされるのです。これがまず第一段階です。自身の思考中毒に気づくことが重要です。次に呼吸法、瞑想をやっていきますと、、明らかに視界が変わっていきます、、、この変化に気づくことが第二段階です。第3段階は、、、何か作業をしている時、仕事をしている時に、、、シーンと静まりかえった中でそれが行われていることに気づくことです。つまり全く意図せず静寂の中にいることができるようになります。

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