記憶の全ては雲(自我)を再生させる

ある記憶が、、、

記憶ってなんでしょうか???間違いなくその記憶には自分という存在がいて、、この自分の存在を確実なものにします。あの時自分はあんなこと言ったなー、こんなこと言ったなー、、、友人同士で集まればあの時のお前はあんなバカなことしたぞ!!!お前こそ酷かったぞ!!!、、、この中には確実に自分という存在が登場するのです、、これによって自我はやっぱり俺は存在する!!!という感覚を覚えます。

一人でいると、、、

一人で居るときは相手がこの自我の存在を認めてくれないですから、、自身で自我を維持しなくてはなりません。そのため過去の強烈な後悔、過去の強烈な怒りドラマなどを再現するのです。するとそこには自分が必ず登場し、そしてさらに感情も起こるのでリアリティがあるわけです。暇になると苦しくなるのは、、強烈に嫌な記憶が蘇り強制的に自我保存の法則は働くからです。

自我保存の法則を完全に頭に入れる

自我を保持するための動きを自我保存の法則と称せば、、、実はこの法則はそれほど複雑ではないことに気づきます。将来への不安、過去への後悔、憎むべき相手とのドラマ、愛すべき人とのドラマ、つまり感情が伴うドラマを思い出しもしくは妄想して、、自我を登場させるのです。関心が行くだろうドラマでなければ入り込めませんから、、その時その時一番感情が入るドラマが湧き上がっていきます。これによって自我は絶対的に保持されるのです。

(Visited 4 times, 1 visits today)