愛おしいしかない

全生命現象に優劣はない

今目の前に広がる全現象は全てあるがままの現れ、森羅万象の現れです、、、この現れに優劣など一切なくあるのは愛おしいさのみです。もしも現象に優劣がつくのならばそれは個人というフィルターを通しているからです。個人の物差しというものを通して見るから現象に優劣、正悪、長短、愛憎が生まれるのです。そしてこの個人という存在は実は実在しないのでそれは幻想です。幻想の物差しを通じて現象を眺めることで愛憎が生まれるのですからこれは圧倒的に損なのです。

戦争を起こす極悪人も愛おしいのか

戦争という幼稚な行為を起こしてしまうのは幼稚園児のようなものです、幼稚園児を愛おしいと思うことはおかしくないはずです。例えば人を殺めてしまうのもテロリストも幼稚園児のようなものですから愛おしいのです。子供が悪口を言い合って争っている姿は愛おしいですよね、大人が幼稚園児のような精神状態で争っているのが戦争です。戦争を肯定しているのではなく起こす動機が幼いということです。

子供の時は嫌な奴だと思っていたが

子供同士の時はおもちゃの取り合いで争い本当に憎たらしいと思っていた友人も大人からみたら愛おしい存在です。これは大人も同じ、戦争を起こす当事者同士にとって悪魔なような存在に見えても一歩上から眺めれば愛おしい存在でしかないのです。逆に言えば愛おしいと思えない存在は個人という幻想のフィルターを通じて見られてしまっています。

猫同士が真剣に争っている

猫が真剣に縄張り争いをしている時、致命傷を与えるような傷を与えることをあるでしょう。ですがこれを人間が眺めば愛おしい争いです、それぞれが真剣に生き抜くために争っているのですから。何がいいたいかと言えば全てが愛おしく見えるということは決して嘘ではなく本当なのです。あるがままの視点で全現象を眺めるそのような気づきが起きます。

(Visited 1 times, 1 visits today)