成し遂げるべきことなど何もない

不幸だから目標が欲しい

本当のことを言ってしまえば「成し遂げるべきこと」も湧いていますからこれに優劣はありません。ですが個人という存在があるとういう思考に取り込まれますとこの目標というものが欲しくなってくるのです、それは苦しいからです。目標を叶えた自分は幸福になるはずだ、、、なぜならば過去にも目標を叶えた瞬間は幸福だったからだ。という理屈です。ですが事実は違います、不幸が湧いているから目標が欲しくなるのです。不幸こそが目標を欲しがる張本人です。

事実を徹底的に意識する

大切なことは事実に向き合うことです、空想の世界に詳しくなることではありません。自分を中心とストーリーは全部空想のことであり事実とは全く関係がないのです。だから苦しい、だから目標を設定するのです。このパターン、罠を見抜くことです。事実では私など居ませんし、相手も居ません、人間の体の中に何者かが存在することは絶対にないのです。ですがあまりにも居るかのように感じてしまうがために想像しているわけです。事実はあくまで五感で感じるリアルがあるだけです。空が広がり、風を感じ、日差しを感じ、香りを感じと五感で感じる事実だけが存在します。これが根元、悟りです。

成功者は不幸

目標を設定し次々にそれを成し遂げているように見える人がいます。これは不幸だから目標が湧き上がりそれを達成し一時的な幸福を感じまた目標を設定し成功者に見えているという現象が起きているだけです。それをみて私もこうなりたいああなりたいと衝動が湧くのは不幸だからです。そうではなくもうこの目標の世界では幸福になれないことを知り事実としっかりと向き合うことです。

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