各指は独自の解釈の中で独自の世界を生きる

各指は全く異なる世界を生きる

腕全体(神)の中で指を自身と認識した「自分」はあらゆる経験を積み重ねていくことで独自の価値観を形成するようになります。この価値観こそが腕全体の見方になります。腕は指の解釈によって全く違ったように映るようになります。ですから各指によって見える世界は全く違ってしまうのです。それが指の価値観です。価値観とは腕の分断方法です。腕を全く違う姿に切り刻んで独自の世界を作ります、ですが腕は腕ですから本質を見た指はびっくりするわけです。そしてその時に自分(指)は腕だったという気づきに至ります。

各指は全く異なる世界を生きている

人間というのはどこまで行っても分かり合えないのは各指は全くことなった経験を積みその「経験」を元に価値観を形成しその価値観で腕全体を見ますから全く違う世界を生きています、表面上。そうなるとコミュニケーションとは悲惨なもので最初から分かり合えないというのが分かっています。いつか分かり合える、、これはあり得ないということです。もしも分かり合えることがあるならば自身が腕だったという気づきの後でしょう、お互いに。

指として生きている期間は苦しい

指が独自の意識を持ち、全行動、全思考を自分のモノと捉えるようになります。これが自我です。この自我の状態で生きていくのはエキサイティングですが疲れます。もしもこの疲れを解消したいならばこのトリック、自我が思考、幻想であることを見抜く必要があります。しかもそれは真剣に見抜いて行かなくてはなりません。これが自分だという思考は強烈で、、7年間の歳月、何万回という呼称によってシステムナイズされています。これを打破するのは至難の技です。

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