美味しい料理に大金を払う理由

なぜお金持ちは美味しい料理に大金を払うのか?

美味しい料理に2万3万円を払うと言っても驚く人はいません。世の中では美味しい料理にはそれだけの価値があると普通に思われているからです。ですが冷静に考えてみてください、栄養分を取るだけならば500円をかければ人間の必要な栄養素は取れるでしょう。なぜ人間は美味しい料理にそれほどのお金を払うのか?です。そして銀座のクラブで一晩何百万円使う人が現れるのか?です。

人間は自分を忘れさせてくれるものに大金を注ぎ込む

人間というのは自分でいる時間が一番苦しい時間です、信じられないかもしれませんが自分がここにしっかりと居るという時間が最悪最低の時間なのです。例えば目を閉じて何もしないでいてください、、と言われれば多くの方は5分間と耐えられないでしょう。それほどまでに苦しい存在、それが自分です。そのためこの自分は自分を忘れさせてくれる場所に大金を払って行くのです。目の前に美味しい料理があるとき関心が料理に移ります、目の前に綺麗な女性がいればその女性に関心が移る、目の前に美味しいワインがあればそこに関心が移るという仕組みです。

世の中のサービスは全てこの仕組み

なぜレストランは何千年万円もかけて空間にお金を使うのか?それは入ってきたお客さんの関心をその空間に向けさせるためです、お客さんが空間に没入すればするほどに自分を忘れれるという仕組みです。なぜ高級クラブは大きなシャンデリア、綺麗な女性、高級なソファーを用意するのか?それは関心を全てそこに移させたいからです。関心が自分から自分以外に移っている期間は自分が欠落し全体になります。全体とは歓喜、平和、安堵、愛そのものです。

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