怒りが収まらない時の対処方法

怒りすらも不足感の代替

これは夢です、ワンネスが見る夢の世界です。あなた(主人公)の前に広がるのはワンネス(本当のあなた)の夢(本当のあなたが変化したもの)です。もうお分かりですね?あなた(主人公)の目の前にはあなた(本当のあなた)しかいません。生まれてきて今まで本当のあなたにしか会ったことがないのです。それに気づかない時、あなた(主人公)には不足感がただひたすらに湧いてきます。不足感、欠乏感がただひたすらに湧くのです、夢の中で。この不足感が何かしらの感情に変化してあなた(主人公)は常に動き回っているのです。その一つの感情が怒りです。

あなた(ワンネス)しかいない世界であなたを探し回るあなた(主人公)

あなた(主人公)は常に不足感を抱えています。常に欠乏感、孤独感を抱えています。それはあなた(主人公)があなた(本当のあなた)を見失っているからです。あなた(本当のあなた)に会いたいのにどこに行ってもあなた(本当のあなた)がいないからです。あなた(主人公)がムキになればなるほどにあなた(本当のあなた)は隠れます、なぜなら本当のあなたはこの夢の対象の一部ではなく、対象全部だからです。対象の一部をあなた(本当のあなた)だと勘違いしても直ぐにその真実を突きつけられるからです。このやり場のない感情が怒りです。

名声を得て安定を得て権力も得てそれでも湧き続ける不足感

この夢の中(本当のあなたが変化したもの)の特定の何かをあなた(主人公)が手に入れてもそれは直ぐに消えて無くなります。手に入れたのも一部(本当のあなたの)でそれを手に入れたのもあなた(本当のあなたの一部)だからです。「全部でないもの」を「全部でないもの」が手に入れただけのこと。全部にはなりません。ということでまた不足感が湧いてきます、そしてそれは怒りに変わります。だから怒りを否定するのではなく怒りの奥深くにある不足感に目を向けるのです。不足感はどこから湧いているのか?不足感が湧いているのはこのちっぽけなあなた(主人公)をあなたと勘違いしてるあなた(本当のあなた)から湧いています。その時本当のあなたを発見することができます。本当のあなたはここに居ました。怒りを発生させている場所こそが本当のあなたです。本当のあなたが勘違いをしなかったらこの怒り、不足感は湧いてこないからです。本当のあなた無しに全感情は湧いてきません。怒りが湧くということはあなたが本当のあなたである証拠です。

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