目覚める誰かはいない

たった一つのエネルギーで

いまここにはたった一つのエネルギーしか存在していません、その中でこの私が居るという思考がたちがりました。この思考はその場でたった一つのエネルギーに読み込まれイメージ化されます。このイメージが「私が居る」を作り出します、イメージとして。このイメージがそのまま緊張感と分離感を生み出すことからこれが不快なストレスになります、これがたった一つのエネルギー上に起こります。この不快感を解消するために「私はお酒を飲む」という思考がさらに起こり、、この動きも起こるとしましょう。すると、、これによって新たな緊張と分離が起こるのです。

この湧き上がりが無くなる

「この私が目覚め悟りに至った」というのは思考です、、この思考は私ありきなので、、そのまま緊張と分離を作り出します。この状態は悟りではありません、悟りとはこのたった一つのエネルギーの世界から緊張と分離が消えることなのです。つまり私の悟り体験はこの事実とは真っ向から異なるのです。解放とはこのたった一つのエネルギーの世界に「私」という思考が起きないことをいいます、私を前提にした思考が起こらない時、、この世界に緊張と分離が起こらないのです。

思考が勝手に起こらなくなれば終わり

思考を起こせる個人というのは居ないので、、、私を前提とした思考が起こるか起きないかが全てです。この事実を聞いてそのまま私を前提にした思考が起こらなくなるのかどうかは誰にも分かりません。一つの方法として呼吸法があります、、思考が湧き上がるたびにそれに気づき、、呼吸法をして思考への意識を解除します。呼吸に意識を集中することで強制的に思考の自動湧き上がりプログラムを解除してしまいます。思考の自動立ち上がりが消えると、、苦しみを作り出す機能がなくなりますからそのまま解放に至ります。

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