目の前の鳥が消えて居なくなるように

私が消えるかもしれない

目の前に確実に鳥がいます、触ることはできませんが確実にその存在を視覚で確認することができます。ですが突然羽ばたきこの視界から消えてしまいました。確実にあったこの鳥が消えたのです。この世界から。そしてこの「私」確実に感覚として認識しているこの「私」も突然居なくなるかもしれません。この世界で未来永劫残る物は一切なくこの私も例外ではないのです。

音が静寂から現れ静寂に消えていく

何もない静寂から音が現れました、、音が在る、、、これも紛れもない事実でしょう。突然何もないところから突然鳥の鳴き声が聞こえそしてその声は消えていきます。そしてこの「私」も同じです、確実にあるこの私という感覚がある日突然消えてなくなることはあり得るのです。この世界は何もないところから全てが現れているのですから「私」もいずれ必ず無くなるのです。

「私」が居なくなるなんて考えられない

あらゆるものが現れては消えていくこの世界で「この私」だけが残っているのはむしろ不自然なぐらいです、、この世界を見渡せば現れては全ては消えていきますから「私」もこれは例外ではないのは確かです。では「私」が消えてしまったらいったいどうなるのでしょうか????実は「私」はしょっちゅう消えているのです、何かに没頭した時、いきなり転んだ時、料理を夢中で食べている時、、、私という感覚が消えます。そうです私は実は消えては起こるという何も他と変わりのない存在です。

この体がたまたま残っているから

この体がたまたま残っているから、、私という感覚は現れては消えていくを繰り返しているのです。つまり「私」が居なくなることを恐れるのはおかしなことなのです、毎日頻繁に消えているんですから。しょっちゅう消えているのが安定したら常に消えていますよね、、要はそれだけです。「私」とは何もないところから現れ幼少期はたまに現れていましたが大人になるにつれて頻繁に現れるようになり、、それが消えるのです。それは悲劇なのか???悲劇であるはずがないのです、だって世界は現れては消えていく現象しかないのですから。

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