名前を付けない限り、、それは存在できない

独立分離した存在を作るためには名前をつける必要がある

人間は一度に二つの物をしっかりと認識することができません、、目の焦点をそこに集中しなければ、、しっかりとしれを認識できないのです。。これが「やかん」だという記憶を作らなければ視界に入ったやかんに焦点が合わないのです、焦点が合わないということはそれはこの視界に存在しないことになります。PCとTVを同時に焦点を合わせることができません、PCに焦点を合わせ、TVに焦点を合わせています。これがPCであるという認識がなければそこに焦点を合わせることができません。

これがエアフォースワンという認識

スニーカー好きはこれがエアフォースワンだと認識したことで、、街を歩くたびにエアフォースワンが登場します、そこに焦点が合います、、、これでこの世界にエアフォースワンが登場します。老人が一日中歩き回ってもエアフォースワンは登場しません、そこに焦点が定まらないからです。名前を覚えない限り実はそれはこの世界に登場できないのです。現象化しないということです。

老婆と若い娘は同時に登場できない

騙し絵で有名な老婆と若い娘の絵画、、、この二人は同時に登場できません、どちらに焦点を合わせるかだけです、、、我々は今全員が同じ景色を見てると思っていますが実は人によって全然違う景色を見ているのです。これがこの現象界の仕掛けです。本当はただ生命が揺れ動き、、そこに名前をつけることで独立区別された存在が登場しています。この仕掛けを見抜くことで生命の現れしかないことに気づくことが悟りです。

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