完全が不完全に見える世界

完全は不完全に完全に見せる

完全が完全な理由は我々にこの完全な世界を不完全に完全に見せることができるからです。しかもその不完全さは完璧なほどにその人の観念を映し出します。不完全さが完璧なのです。我々が思う完全とは自我にとって最も都合の良い完全ですが実は脳内の観念を完璧に映し出し人間に不完全で在ると完全に認識させます。つまり完全の意味がまるっきり違うということです。だから自分、自我は完璧を常に追い求めるという皮肉が起こるのです。

不完全であることが完璧に起きる完全さ

何が起きようとどんな悲惨な事件が起きようと、、、脳内の観念によって完璧に分離されているという意味においてこの宇宙は完璧です。完璧に脳内の観念が映し出されているからこそ「自分」は常に不足感を感じることができます。自分=不足感が完璧な方程式で形成されます。そういう意味では全くの例外がない完璧な世界です。それに対し自分が不平不満が起こりますがそれ自体が完璧な反応なのです。

不完全に見えることが完全であることに注目する

今目の前に見える世界の不完全さは完璧です。不完全だからこそ我々は今幻想の世界、分離の世界にいることを証明してくれます。今目の前の世界が完璧ならばもう分離幻想の世界には我々は存在せず解脱しています。自分というエネルギーが解消されています。幻想の世界に住む「自分」が居ないのです。今目の前の世界がどれほど居心地が良いか、違和感がないかは、、分離統合の世界で統合が進んでいる証拠です。世界に全体の気が充満してきているのです。

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