負の感情は相手の負の感情を覚醒させる

負の感情の連鎖

負の感情は周囲の負の感情を活性化する力を持っています。負の感情を抱いた人間は自身の思考がこの感情の解消に乗り出すわけですがその際に周囲の人間を利用することがままあります。例えば飲み屋で人に絡む場合などは典型的なこのパターンで相手が最も言われたくないようなことを言って攻撃します。自身の思考がこれを買って出るわけです、これによって言われた張本人のが負の感情が湧き出し喧嘩を買うという負のループにつながります。重要なことは負の感情と自我はセットですからこのセットの目的は確実に永続です。周囲に絡んでも上手くいくのは周囲の人間も負の感情と自我のセットを抱えているためその人間もこのメカニズムが発動しその人間の自我永続に一役買えるということにんるのです。

家に帰ってパートナーに当たるメカニズム

負の感情が湧いた私は家に帰って何をするか?その苛立ちを解消すべく思考は人に当たることでこれを解消しようと図ります。要はエネルギーの発散ですね、ですがパートナーからしたらたまったものではありません。いきなり攻撃されるわけですから、、、ですが負の感情+思考のペアはこの安易な作戦が大好きです。結果パートナーは絡まれそしてパートナーから負の感情が湧き出します、そしてパートナーの思考は言い返すことでこれを解消しようとします。これが人間関係のバトルの構造です。私の自我はこれで持続が約束され、相手の自我もこれで持続が約束されます。問題はこれによって永続された自我は肥大化しより負の感情が湧き出しやすくなるということです。

相手の負の感情が湧き出したら

相手の負の感情が湧き出したらどうすればいいのか?その感情から発せられる行動を意識的に観察することです、絶対にその作戦に乗るのではなくその行為を観察者になることでそこから無心、無我に入ります。相手の負の感情湧き出しをしっかりと観察することに集中してそこから悟りに入るのです。勿論攻撃が過激になることがあれば冷静に感情的にそれを止めることは重要です、問題はそこから自身の負の感情を湧き出し、その解決を思考に委ねることです。これでは相互の自我が肥大化しこの戦争は終わることがありません。

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